コロナ感染拡大続く、前週比1.18倍 新規入院も1割増
コロナ専門家組織「アドバイザリーボード」の会合であいさつする加藤厚労相（7日、厚労省）厚生労働省は7日、6月26日から1週間の新型コロナウイルス感染者数が定点医療機関1カ所あたり平均7.24人だったと公表した。前週比1.18倍に増えた。全国の新規入院患者数は5320人で前週から569人増加した。新型コロナの感染症法上の分類が5類に移行した5月以降、感染拡大が続いている。都道府県別では沖縄県の感染者数が48.39人と拡大が目立つ。加藤勝信厚労相は同日の専門家組織「アドバイザリーボード」の会合で同県について「前回の感染拡大のピーク時を超える感染状況となっている」と述べた。厚労省は7日、コロナ感染後に亡くなった人に関する分析も発表した。死亡診断書の死因欄に「コロナ」や「COVID」と示されていた人数を集計した。最新の4月の数値はコロナが直接に影響した死者数は550人、コロナ感染による持病の悪化など間接的に影響を受けた死者数を含めると1406人だった。5類移行に伴って都道府県別の死者数の報告や公表は原則終了した。厚労省はコロナ関連による死者数の公表を亡くなった月の2カ月後としており、今回が初めての発表となった。
厚生労働省は7日、6月26日から1週間の新型コロナウイルス感染者数が定点医療機関1カ所あたり平均7.24人だったと公表した。前週比1.18倍に増えた。全国の新規入院患者数は5320人で前週から569人増加した。
新型コロナの感染症法上の分類が5類に移行した5月以降、感染拡大が続いている。都道府県別では沖縄県の感染者数が48.39人と拡大が目立つ。
加藤勝信厚労相は同日の専門家組織「アドバイザリーボード」の会合で同県について「前回の感染拡大のピーク時を超える感染状況となっている」と述べた。
厚労省は7日、コロナ感染後に亡くなった人に関する分析も発表した。死亡診断書の死因欄に「コロナ」や「COVID」と示されていた人数を集計した。最新の4月の数値はコロナが直接に影響した死者数は550人、コロナ感染による持病の悪化など間接的に影響を受けた死者数を含めると1406人だった。
5類移行に伴って都道府県別の死者数の報告や公表は原則終了した。厚労省はコロナ関連による死者数の公表を亡くなった月の2カ月後としており、今回が初めての発表となった。
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