ロンドン外為9時半 ユーロ、対ドルで下げに転じる ユーロ圏PMIが予想下回る
【NQNロンドン=菊池亜矢】24日午前のロンドン外国為替市場で、ユーロは対ドルで下落に転じた。英国時間9時30分時点は1ユーロ=1.1070～80ドルと、前週末の同16時時点と比べ0.0040ドルのユーロ安・ドル高で推移している。24日発表のフランス、ドイツ、ユーロ圏の7月の購買担当者景気指数（PMI、速報値）が軒並み市場予想を下回り、ユーロ圏の景気悪化を意識したユーロ売り・ドル買いが出た。米S&Pグローバルが24日発表した7月のユーロ圏総合PMIは48.9と、金融情報会社リフィニティブがまとめた市場予想（49.7）を下回り8カ月ぶりの低水準だった。好不況の分かれ目である50を2カ月連続で下回った。製造業が42.7と3年2カ月ぶり、サービス業は51.1と6カ月ぶりの低い水準だった。国別の総合PMIはドイツが48.3と8カ月ぶり、フランスが46.6と2年8カ月ぶりの低さで、いずれも50を割り込んだ。英ポンドも対ドルで下げに転じた。英国時間9時30分時点は1ポンド=1.2810～20ドルと、前週末の同16時時点と比べ0.0030ドルのポンド安・ドル高で推移している。英国の7月のPMIも市場予想以上に悪化し、ポンド売り・ドル買いが進んだ。
【NQNロンドン=菊池亜矢】24日午前のロンドン外国為替市場で、ユーロは対ドルで下落に転じた。英国時間9時30分時点は1ユーロ=1.1070～80ドルと、前週末の同16時時点と比べ0.0040ドルのユーロ安・ドル高で推移している。24日発表のフランス、ドイツ、ユーロ圏の7月の購買担当者景気指数（PMI、速報値）が軒並み市場予想を下回り、ユーロ圏の景気悪化を意識したユーロ売り・ドル買いが出た。
米S&Pグローバルが24日発表した7月のユーロ圏総合PMIは48.9と、金融情報会社リフィニティブがまとめた市場予想（49.7）を下回り8カ月ぶりの低水準だった。好不況の分かれ目である50を2カ月連続で下回った。製造業が42.7と3年2カ月ぶり、サービス業は51.1と6カ月ぶりの低い水準だった。国別の総合PMIはドイツが48.3と8カ月ぶり、フランスが46.6と2年8カ月ぶりの低さで、いずれも50を割り込んだ。
英ポンドも対ドルで下げに転じた。英国時間9時30分時点は1ポンド=1.2810～20ドルと、前週末の同16時時点と比べ0.0030ドルのポンド安・ドル高で推移している。英国の7月のPMIも市場予想以上に悪化し、ポンド売り・ドル買いが進んだ。
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