[国際] モロッコ地震、全壊の店から仮設トイレ掘り起こし避難所へ…「女性や子供の利用に」
【シディフセイン(モロッコ中部)=西田道成】モロッコ中部で8日に起きた地震では、避難先でのトイレの確保が課題の一つとなっている。壊滅的な被害を受けた集落シディフセインでは13日、仮設トイレのレンタル・販売店店主ヘイシャンさん(38)らが全壊した店に保管していた20基の仮設トイレを掘り起こしていた。地震で崩れ落ちた店舗から仮設トイレを掘り出す人たち(13日、モロッコ中部のシディフセインで)=永井秀典撮影 被災地の避難先には、シートで囲っただけのトイレしかないところもあり、安全とプライバシーに配慮したトイレの確保が課題となっている。ヘイシャンさんは掘り起こしたトイレを各避難先に運ぶ考えで、「女性や子供が安心して利用できるようにしたい」と語った。 シディフセインは、支援物資の拠点となっている中部アミズミズから南へ約3キロ・メートルの 急峻(きゅうしゅん) な山岳地帯にある小さな集落。地震と土砂崩れでほとんどの民家が壊れ、住民らは小学校に張ったテントで避難生活を送っている。
【シディフセイン(モロッコ中部)=西田道成】モロッコ中部で8日に起きた地震では、避難先でのトイレの確保が課題の一つとなっている。壊滅的な被害を受けた集落シディフセインでは13日、仮設トイレのレンタル・販売店店主ヘイシャンさん(38)らが全壊した店に保管していた20基の仮設トイレを掘り起こしていた。
被災地の避難先には、シートで囲っただけのトイレしかないところもあり、安全とプライバシーに配慮したトイレの確保が課題となっている。ヘイシャンさんは掘り起こしたトイレを各避難先に運ぶ考えで、「女性や子供が安心して利用できるようにしたい」と語った。
シディフセインは、支援物資の拠点となっている中部アミズミズから南へ約3キロ・メートルの
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