[夏の甲子園] 埼玉大会の本命・昌平が辛勝…エース渡辺俊「秋と春に勝っても、夏を取らないと意味がない」
夏の高校野球埼玉大会で21日、昨秋と今春の埼玉県大会を制し、今大会の本命と言われる昌平が4回戦で、川口青陵を3―2で破り、辛くも勝ち上がった。 高校野球 川越東、春日部共栄破る 上尾、花咲徳栄快勝 2回を無失点に抑えた、昌平・渡辺俊輔(3年)(7月21日午前10時49分、レジスタ大宮球場で)=徳原真人撮影 三回までに1点ずつ挙げたものの、その後は無得点で、2年生右腕・佐藤立が七回、2点を奪われた。登板予定がなかったエースの3年生左腕・渡辺俊は五回から自主的に準備しており、黒坂監督は1点差の八回からの継投を決断した。 快速球が武器の佐藤立とは対照的に渡辺俊は制球が持ち味。八回を三者凡退で終え、九回は二死三塁のピンチを招いたが、4番打者を外角低めの直球で三振に仕留めた。「秋と春に勝っても、夏を取らないと意味がない」という強い思いがこもった投球だった。
夏の高校野球埼玉大会で21日、昨秋と今春の埼玉県大会を制し、今大会の本命と言われる昌平が4回戦で、川口青陵を3―2で破り、辛くも勝ち上がった。
三回までに1点ずつ挙げたものの、その後は無得点で、2年生右腕・佐藤立が七回、2点を奪われた。登板予定がなかったエースの3年生左腕・渡辺俊は五回から自主的に準備しており、黒坂監督は1点差の八回からの継投を決断した。
快速球が武器の佐藤立とは対照的に渡辺俊は制球が持ち味。八回を三者凡退で終え、九回は二死三塁のピンチを招いたが、4番打者を外角低めの直球で三振に仕留めた。「秋と春に勝っても、夏を取らないと意味がない」という強い思いがこもった投球だった。
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