外為12時 円、ほぼ横ばい 147円台後半 日米の金融政策発表前で様子見

19日午前の東京外国為替市場で、円相場は前週末比でほぼ横ばいとなっている。12時時点は1ドル=147円74~75銭と前週末17時時点と比べて1銭の円高・ドル安だった。18日の米長期金利が低下しており、日米金利差の縮小を意識した円買い・ドル売りが先行した。だが週内に日米の金融政策の発表を控え、円買いの勢いは続かなかった。国内の輸出入企業によるドル需給には大きな偏りはみられなかったようだ。円は1ドル=147円51銭近辺まで買われる場面があった。18日の米長期金利は前週末より0.03%低い4.30%で終了。底堅い米景気などを背景に米長期金利は上昇が続いていたため、持ち高調整を目的とした債券買いが入った。19日序盤の国内長期金利が上昇したことから日米金利差の縮小が意識され、円買い・ドル売りにつながった。円は10時10分すぎに147円78銭近辺とわずかに下落に転じた。日本時間19日午前の取引で米長期金利の低下が一服し、円の上値を抑えた。円は対ユーロで下落した。12時時点は1ユーロ=157円86~88銭と、同31銭の円安・ユーロ高だった。ユーロは対ドルで上昇した。12時時点は1ユーロ=1.0685~86ドルと同0.0022ドルのユーロ高・ドル安だった。欧州中央銀行(ECB)の理事会メンバーが追加利上げの可能性を排除しないとの考えを示したと18日までに報じられ、18日の欧州債券利回りが上昇したことがユーロ相場の支えとなった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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外為12時 円、ほぼ横ばい 147円台後半 日米の金融政策発表前で様子見

19日午前の東京外国為替市場で、円相場は前週末比でほぼ横ばいとなっている。12時時点は1ドル=147円74~75銭と前週末17時時点と比べて1銭の円高・ドル安だった。18日の米長期金利が低下しており、日米金利差の縮小を意識した円買い・ドル売りが先行した。だが週内に日米の金融政策の発表を控え、円買いの勢いは続かなかった。

国内の輸出入企業によるドル需給には大きな偏りはみられなかったようだ。

円は1ドル=147円51銭近辺まで買われる場面があった。18日の米長期金利は前週末より0.03%低い4.30%で終了。底堅い米景気などを背景に米長期金利は上昇が続いていたため、持ち高調整を目的とした債券買いが入った。19日序盤の国内長期金利が上昇したことから日米金利差の縮小が意識され、円買い・ドル売りにつながった。

円は10時10分すぎに147円78銭近辺とわずかに下落に転じた。日本時間19日午前の取引で米長期金利の低下が一服し、円の上値を抑えた。

円は対ユーロで下落した。12時時点は1ユーロ=157円86~88銭と、同31銭の円安・ユーロ高だった。

ユーロは対ドルで上昇した。12時時点は1ユーロ=1.0685~86ドルと同0.0022ドルのユーロ高・ドル安だった。欧州中央銀行(ECB)の理事会メンバーが追加利上げの可能性を排除しないとの考えを示したと18日までに報じられ、18日の欧州債券利回りが上昇したことがユーロ相場の支えとなった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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