大阪府の最低賃金1064円に引き上げ 過去最大の41円
学者や労組幹部、経済団体幹部らが委員を務める審議会から答申が行われた（7日、大阪市内）大阪地方最低賃金審議会は7日、大阪府の最低賃金を現行（1時間あたり1023円）から41円（4%）引き上げ、1064円とするよう大阪労働局長に答申した。引き上げは3年連続で、国が示した引き上げの目安と同額の引き上げとなった。上げ幅は過去最大となる。10月から適用される見通し。答申を受ける大阪労働局の木原亜紀生局長㊧（7日、大阪市）7日の審議会では委員から「消費者物価指数が高い水準で推移しており、世帯の消費支出が上昇している」などとの指摘があったという。答申には、中小企業および小規模事業者の賃上げ実現に向けて、税制や補助金などによる支援を求める内容が盛り込まれた。【関連記事】・兵庫県の最低賃金、41円上げて時給1001円に・和歌山県の最低賃金、40円引き上げ929円に
大阪地方最低賃金審議会は7日、大阪府の最低賃金を現行（1時間あたり1023円）から41円（4%）引き上げ、1064円とするよう大阪労働局長に答申した。引き上げは3年連続で、国が示した引き上げの目安と同額の引き上げとなった。上げ幅は過去最大となる。10月から適用される見通し。
7日の審議会では委員から「消費者物価指数が高い水準で推移しており、世帯の消費支出が上昇している」などとの指摘があったという。答申には、中小企業および小規模事業者の賃上げ実現に向けて、税制や補助金などによる支援を求める内容が盛り込まれた。
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