[旅] 茨城・大洗の名物「常陸乃梅グラッセ」…爽やかな酸味のスイーツです

　砂糖漬けにした梅の控えめな甘さと香り、爽やかな酸味がとけ合う無添加のスイーツ。１８３０年（天保元年）創業の漬物店「吉田屋」（大洗町）が４年前から販売を始めた。店頭に並ぶと常に完売し、ネット注文でも品切れになるほどの人気商品となっている。 福井・坂井のオススメ「平飼い福地鶏　ふくたまごアイス」…卵たっぷり、しっかりとした甘さです ２種類の砂糖で計２０日間漬け込む常陸乃梅グラッセ　使用する梅は、同店が地元農家と一緒にブランド化した県産の「常陸乃梅」。青い梅の実を容量１５０キロの巨大なタンクに入れ、２種類の砂糖で１０日間ずつ、計２０日間漬け込む。 　そのまま頬張ればしっとりとした食感を楽しめる。紅茶やヨーグルトに入れても相性抜群という。梅に多く含まれるクエン酸は疲労回復に効果があるとされ、個別包装で持ち歩ける手軽さも人気の理由だ。「外国の方にも好評」 　 「吉田屋」８代目店主の大山 壮郎(もりお) さん 　「酸味が強くないので、デザートとしてお子様にもお召し上がりいただけます。外国の方にも好評です。日々の食卓で梅をより身近なものにしていけたらと思っています」 お取り寄せ 　１パック４個入りで５４０円（税込み、送料別）。注文は ウェブサイト から。 ◇　全国各地の郷土色豊かな味覚。お取り寄せもできる「ふるさとの逸品」を紹介します。記事中の値段などは紙面掲載時のものです。