東証大引け 反落 半導体安が重荷、割安株買いでTOPIXは連日高値

19日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに反落し、3連休前の前週末に比べ290円50銭(0.87%)安の3万3242円59銭で終えた。前週末の米株式市場でのハイテク銘柄の下落を受けて東京市場でも値がさの半導体関連を中心に売りが優勢だった。日経平均は下げ幅を400円超に広げる場面もあった。東エレクやアドテストなどの下げが目立ち、値がさ株の影響が大きい日経平均の重荷となった。日経平均は直近まで堅調で年初来高値の更新も視野に入れていた。今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)、日銀の金融政策決定会合と重要イベントを控えているとあって、イベント前に利益確定売りが膨らみやすいとの見方も出ていた。半面、9月に入り続いているとみられる自動車を中心とした大型・割安株買いの流れは継続した。中間配当の権利取り狙いで三菱UFJなど銀行株が買われたほか、海運や鉄鋼株の上昇も目立った。大型株買いを支えに東証株価指数(TOPIX)は前週末比1.92ポイント(0.08%)高の2430.30と3日続伸し、1990年以来約33年ぶりの高値を連日で更新した。JPXプライム150指数は3営業日ぶりに反落し、前週末比6.85ポイント(0.65%)安の1054.32だった。東証プライムの売買代金は概算で4兆1962億円。売買高は17億1613万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は704、値上がりは1079、変わらずは53銘柄だった。ソフトバンクグループ(SBG)、リクルート、HOYA、信越化が下落した。一方、ホンダ、トヨタ、京セラ、三井物が上昇した。コマツは上場来高値を更新した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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東証大引け 反落 半導体安が重荷、割安株買いでTOPIXは連日高値

19日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに反落し、3連休前の前週末に比べ290円50銭(0.87%)安の3万3242円59銭で終えた。前週末の米株式市場でのハイテク銘柄の下落を受けて東京市場でも値がさの半導体関連を中心に売りが優勢だった。日経平均は下げ幅を400円超に広げる場面もあった。

東エレクアドテストなどの下げが目立ち、値がさ株の影響が大きい日経平均の重荷となった。日経平均は直近まで堅調で年初来高値の更新も視野に入れていた。今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)、日銀の金融政策決定会合と重要イベントを控えているとあって、イベント前に利益確定売りが膨らみやすいとの見方も出ていた。

半面、9月に入り続いているとみられる自動車を中心とした大型・割安株買いの流れは継続した。中間配当の権利取り狙いで三菱UFJなど銀行株が買われたほか、海運や鉄鋼株の上昇も目立った。大型株買いを支えに東証株価指数(TOPIX)は前週末比1.92ポイント(0.08%)高の2430.30と3日続伸し、1990年以来約33年ぶりの高値を連日で更新した。JPXプライム150指数は3営業日ぶりに反落し、前週末比6.85ポイント(0.65%)安の1054.32だった。

東証プライムの売買代金は概算で4兆1962億円。売買高は17億1613万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は704、値上がりは1079、変わらずは53銘柄だった。

ソフトバンクグループ(SBG)、リクルートHOYA信越化が下落した。一方、ホンダトヨタ京セラ三井物が上昇した。コマツは上場来高値を更新した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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