[経済] １０年物国債の「表面利率」、０・４％から０・８％に引き上げ
財務省は３日、１０月発行分の１０年物国債の入札を行い、毎年支払う利子の割合を示す「表面利率」を０・４％から０・８％に引き上げた。１０年債の流通利回りが上昇していることを反映し、２０１３年１０月以来、１０年ぶりの高水準となった。財務省 財務省は、投資家に市場に近い価値で国債を買ってもらうために、入札・発行時に表面利率を上げ下げしている。最近も流通利回りの上昇（債券価格は下落）が続いており、３日の東京債券市場では一時、０・７８０％まで上昇した。約１０年ぶりの高い水準になっている。 表面利率が上がると、国の利払いが増え、財政を圧迫することになる。
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財務省は３日、１０月発行分の１０年物国債の入札を行い、毎年支払う利子の割合を示す「表面利率」を０・４％から０・８％に引き上げた。１０年債の流通利回りが上昇していることを反映し、２０１３年１０月以来、１０年ぶりの高水準となった。
財務省は、投資家に市場に近い価値で国債を買ってもらうために、入札・発行時に表面利率を上げ下げしている。最近も流通利回りの上昇（債券価格は下落）が続いており、３日の東京債券市場では一時、０・７８０％まで上昇した。約１０年ぶりの高い水準になっている。
表面利率が上がると、国の利払いが増え、財政を圧迫することになる。
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