[統一地方選挙2023] 大阪府の統一選ミス全国ワースト、投票権ない人に投票用紙など１２件…ポスター掲示板の番号が重複
４月の統一地方選を巡り、総務省が発表した選挙事務に関するミスや問題行為は、大阪府内で１６件あり、都道府県別でワースト１位だった。有権者が大阪府より多い神奈川県（１４件）や、市町村数が全国最多の北海道（１１件）より件数が多く、府選管の担当者は「注意喚起をしているが、現場の徹底が不十分。再発防止に取り組んでいく」と話している。 「ここまで事が大きくなるとは…」維新以外の候補者塗りつぶして投稿の大阪市議が謝罪・削除 全国のミスは１５５件。そのうち、投票権のない人に投票用紙を渡すといった「本人確認誤り」が最多の５６件で、府内でも１２件あった。 府選管によると、高槻市では、投開票日に投票所を訪れた府外に転出済みの人に対し、知事選と府議選の投票用紙を誤って交付するミスがあった。羽曳野市でも期日前投票の際、府外に転出済みの人に知事選の投票用紙を誤って交付した。いずれも有効票として扱われた。このほか、指定された投票所と異なる投票所で有権者が投票するのを見過ごすなどのミスもあった。 統一選の後半戦では、市議選のポスター掲示板３か所で番号が重複し、立候補者がポスターを貼れなかった事案があった。委託業者のミスが原因だったという。
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４月の統一地方選を巡り、総務省が発表した選挙事務に関するミスや問題行為は、大阪府内で１６件あり、都道府県別でワースト１位だった。有権者が大阪府より多い神奈川県（１４件）や、市町村数が全国最多の北海道（１１件）より件数が多く、府選管の担当者は「注意喚起をしているが、現場の徹底が不十分。再発防止に取り組んでいく」と話している。
全国のミスは１５５件。そのうち、投票権のない人に投票用紙を渡すといった「本人確認誤り」が最多の５６件で、府内でも１２件あった。
府選管によると、高槻市では、投開票日に投票所を訪れた府外に転出済みの人に対し、知事選と府議選の投票用紙を誤って交付するミスがあった。羽曳野市でも期日前投票の際、府外に転出済みの人に知事選の投票用紙を誤って交付した。いずれも有効票として扱われた。このほか、指定された投票所と異なる投票所で有権者が投票するのを見過ごすなどのミスもあった。
統一選の後半戦では、市議選のポスター掲示板３か所で番号が重複し、立候補者がポスターを貼れなかった事案があった。委託業者のミスが原因だったという。
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