[エンタメ・文化] 「生きることの意味」高史明さん死去、91歳…自死した息子の詩を編んだ「ぼくは12歳」

 在日朝鮮人2世の作家で、「生きることの意味」などの作品で知られる高史明(コ・サミョン、本名・金天三=キム・チョンサム)さんが15日、老衰で死去した。91歳だった。告別式は近親者で済ませた。喪主は編集者の丸尾素子さん。 タツノコプロ元社長の九里一平さん死去、83歳…「ガッチャマン」「キャシャーン」など携わる 作家の高史明さん 様々な職業を経験してから、1971年に「夜がときの歩みを暗くするとき」で作家デビュー。74年に刊行した「生きることの意味」で、日本児童文学者協会賞などを受けた。自死した息子の詩を妻とともに編んだ「ぼくは12歳」も反響を呼んだ。後年は仏教に関する著作も発表し、93年に仏教伝道文化賞を受けた。

A person who loves writing, loves novels, and loves life.Seeking objective truth, hoping for world peace, and wishing for a world without wars.
[エンタメ・文化] 「生きることの意味」高史明さん死去、91歳…自死した息子の詩を編んだ「ぼくは12歳」

 在日朝鮮人2世の作家で、「生きることの意味」などの作品で知られる高史明(コ・サミョン、本名・金天三=キム・チョンサム)さんが15日、老衰で死去した。91歳だった。告別式は近親者で済ませた。喪主は編集者の丸尾素子さん。

タツノコプロ元社長の九里一平さん死去、83歳…「ガッチャマン」「キャシャーン」など携わる
作家の高史明さん
作家の高史明さん

 様々な職業を経験してから、1971年に「夜がときの歩みを暗くするとき」で作家デビュー。74年に刊行した「生きることの意味」で、日本児童文学者協会賞などを受けた。自死した息子の詩を妻とともに編んだ「ぼくは12歳」も反響を呼んだ。後年は仏教に関する著作も発表し、93年に仏教伝道文化賞を受けた。

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