[ラグビーW杯] 松島幸太朗がW杯イヤー日本最初のトライ…NZ代表予備軍に連敗も「少しは見せられた」と手ごたえ

 ラグビー・ワールドカップ(W杯)フランス大会に臨む日本代表は15日、熊本えがお健康スタジアムで「オールブラックス・フィフティーン」と強化試合を戦い、27-41(前半13-29)で敗れた。 ラグビー日本代表の李承信がキック100パーセント成功で初のW杯出場へアピール 前半25分、トライを決める松島幸太朗(15日)=古厩正樹撮影 NZ代表入りを狙う選手がそろう強豪相手に、この日も後手に回った。しかし、ノートライに封じられた第1戦と比べれば、日本が得意とする速い展開の攻撃も交えながら3トライを奪ったことは、前進と言える。  W杯イヤー最初のトライを決めたのは、日本が誇るトライゲッター松島幸太朗だ。前半20分過ぎ、敵陣で攻撃を継続し、最後は相手防御の隙間が生まれたところに走り込んだ。2019年の前回W杯ではWTBとして日本初の8強入りに貢献したが、今回はFBとして期待されている。「周りを生かす中で、自分がどこで勝負するかの判断が求められる。少しは見せられた」と手応えを得た。後半14分、トライを決めるセミシ・マシレワ(15日)=古厩正樹撮影 後半14分、19分にはWTBのS・マシレワが連続トライ。2本目は、CTB長田智希のパスに勢い良く走り込んで奪った。長田は「相手も足が止まってきていたので、球を動かせばいけると思った」と振り返り、ジェイミー・ジョセフヘッドコーチ(HC)は「選手たちのトライを取りたいという意欲がすごかった」と評価した。 一方、第1戦と同様に防御から攻めに転じた時のミスが、敗戦につながった。「攻撃を継続すれば、もっとたくさん得点のチャンスができるはず」と松島。次戦では、好機を確実にものにしたい。(井上雄太)

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[ラグビーW杯] 松島幸太朗がW杯イヤー日本最初のトライ…NZ代表予備軍に連敗も「少しは見せられた」と手ごたえ

 ラグビー・ワールドカップ(W杯)フランス大会に臨む日本代表は15日、熊本えがお健康スタジアムで「オールブラックス・フィフティーン」と強化試合を戦い、27-41(前半13-29)で敗れた。

ラグビー日本代表の李承信がキック100パーセント成功で初のW杯出場へアピール
前半25分、トライを決める松島幸太朗(15日)=古厩正樹撮影
前半25分、トライを決める松島幸太朗(15日)=古厩正樹撮影

 NZ代表入りを狙う選手がそろう強豪相手に、この日も後手に回った。しかし、ノートライに封じられた第1戦と比べれば、日本が得意とする速い展開の攻撃も交えながら3トライを奪ったことは、前進と言える。

 W杯イヤー最初のトライを決めたのは、日本が誇るトライゲッター松島幸太朗だ。前半20分過ぎ、敵陣で攻撃を継続し、最後は相手防御の隙間が生まれたところに走り込んだ。2019年の前回W杯ではWTBとして日本初の8強入りに貢献したが、今回はFBとして期待されている。「周りを生かす中で、自分がどこで勝負するかの判断が求められる。少しは見せられた」と手応えを得た。

後半14分、トライを決めるセミシ・マシレワ(15日)=古厩正樹撮影
後半14分、トライを決めるセミシ・マシレワ(15日)=古厩正樹撮影

 後半14分、19分にはWTBのS・マシレワが連続トライ。2本目は、CTB長田智希のパスに勢い良く走り込んで奪った。長田は「相手も足が止まってきていたので、球を動かせばいけると思った」と振り返り、ジェイミー・ジョセフヘッドコーチ(HC)は「選手たちのトライを取りたいという意欲がすごかった」と評価した。

 一方、第1戦と同様に防御から攻めに転じた時のミスが、敗戦につながった。「攻撃を継続すれば、もっとたくさん得点のチャンスができるはず」と松島。次戦では、好機を確実にものにしたい。(井上雄太)

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