[夏の甲子園] 鹿児島実、準決勝でコールド負け…宮下監督「慎太郎にいい報告をしたかった」

 夏の高校野球鹿児島大会で21日、2年連続の甲子園出場を目指した鹿児島実が準決勝で神村学園に4―11で7回コールド負け。四回に守備の乱れなどから逆転を許すと、五回以降も投手陣が踏ん張り切れなかった。 棄権した連合チームに救済措置、特別試合実施へ…高野連「選手の日々の努力が周囲を動かした」 準決勝で敗れ、悔しそうな表情を浮かべる鹿児島実の選手たち(左端は宮下監督) 18日に脳腫瘍のため、28歳で亡くなった元阪神の外野手、横田慎太郎さんの母校。悲報を受け、選手たちは練習時に黙とうをささげた。横田さんは高校時代、投手や打線の中軸を担い、2、3年時は鹿児島大会決勝まで進出したが、甲子園出場は果たせなかった。主将の平山は「先輩の分まで甲子園に行くぞ」とチームを引っ張ったが、かなわなかった。  横田さんの高校時代の恩師でもある宮下監督は「慎太郎にいい報告をしたかったが、私の力が足りなかった」と悔やんだ。

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[夏の甲子園] 鹿児島実、準決勝でコールド負け…宮下監督「慎太郎にいい報告をしたかった」

 夏の高校野球鹿児島大会で21日、2年連続の甲子園出場を目指した鹿児島実が準決勝で神村学園に4―11で7回コールド負け。四回に守備の乱れなどから逆転を許すと、五回以降も投手陣が踏ん張り切れなかった。

棄権した連合チームに救済措置、特別試合実施へ…高野連「選手の日々の努力が周囲を動かした」
準決勝で敗れ、悔しそうな表情を浮かべる鹿児島実の選手たち(左端は宮下監督)
準決勝で敗れ、悔しそうな表情を浮かべる鹿児島実の選手たち(左端は宮下監督)

 18日に脳腫瘍のため、28歳で亡くなった元阪神の外野手、横田慎太郎さんの母校。悲報を受け、選手たちは練習時に黙とうをささげた。横田さんは高校時代、投手や打線の中軸を担い、2、3年時は鹿児島大会決勝まで進出したが、甲子園出場は果たせなかった。主将の平山は「先輩の分まで甲子園に行くぞ」とチームを引っ張ったが、かなわなかった。

 横田さんの高校時代の恩師でもある宮下監督は「慎太郎にいい報告をしたかったが、私の力が足りなかった」と悔やんだ。

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