[社会] 中越沖地震１６年、鐘をついて１５人の犠牲者慰霊…遺族「あっという間に時間が過ぎた」
最大震度６強を記録し、１５人が犠牲になった中越沖地震の発生から１６日で、１６年を迎えた。新潟県柏崎市の仏堂「番神堂」では、十七回忌の法要が営まれ、市民ら約３０人が犠牲者の 冥福（めいふく） を祈った。 鐘をつき、犠牲者を追悼する下條さん（右）（１６日、新潟県柏崎市番神の番神堂で） 番神堂では、鐘楼堂が震災で倒壊した。法要は、震災翌年の２００８年から毎年行われている。 この日は、発生時刻の午前１０時１３分に合わせ、参加者が１分間の黙とうをささげた。その後、犠牲者の哀悼と各地の災害からの復興などを祈って、震災の約半年後に再建された鐘楼堂の鐘を鳴らした。 遺族代表として参加した、兄夫婦の２人を亡くした同市四谷、会社員の下條修さん（７６）は、「１６年前も今日みたいに暑い日で、あっという間に時間が過ぎた。二度とこのような災害が起こらないでほしい」と話した。
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最大震度６強を記録し、１５人が犠牲になった中越沖地震の発生から１６日で、１６年を迎えた。新潟県柏崎市の仏堂「番神堂」では、十七回忌の法要が営まれ、市民ら約３０人が犠牲者の
番神堂では、鐘楼堂が震災で倒壊した。法要は、震災翌年の２００８年から毎年行われている。
この日は、発生時刻の午前１０時１３分に合わせ、参加者が１分間の黙とうをささげた。その後、犠牲者の哀悼と各地の災害からの復興などを祈って、震災の約半年後に再建された鐘楼堂の鐘を鳴らした。
遺族代表として参加した、兄夫婦の２人を亡くした同市四谷、会社員の下條修さん（７６）は、「１６年前も今日みたいに暑い日で、あっという間に時間が過ぎた。二度とこのような災害が起こらないでほしい」と話した。
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