鈴木財務相、円安「万全の対応」 水準より変動幅見極め
記者会見する鈴木財務相(3日、財務省)鈴木俊一財務相は3日の閣議後の記者会見で円安の進行をうけた為替介入について問われ、「引き続き高い緊張感を持って万全の対応をしていく」と述べた。「水準そのものは判断基準にはならない。あくまで変動率の問題だ」とも指摘した。鈴木氏は「相場はファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)を反映して安定的に推移することが重要だと考えている」と話した。3日午前の東京外国為替市場で円相場は午前10時時点で1ドル=149円86〜88銭と前日午後5時時点に比べ12銭の円安・ドル高だった。10時過ぎに一時149円89銭近辺と、2022年10月以来の安値をつけた。
鈴木俊一財務相は3日の閣議後の記者会見で円安の進行をうけた為替介入について問われ、「引き続き高い緊張感を持って万全の対応をしていく」と述べた。「水準そのものは判断基準にはならない。あくまで変動率の問題だ」とも指摘した。
鈴木氏は「相場はファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)を反映して安定的に推移することが重要だと考えている」と話した。
3日午前の東京外国為替市場で円相場は午前10時時点で1ドル=149円86〜88銭と前日午後5時時点に比べ12銭の円安・ドル高だった。10時過ぎに一時149円89銭近辺と、2022年10月以来の安値をつけた。
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