Genky、富山に物流・総菜加工拠点 中部の店へ供給

Genky DrugStoresは21日、富山県小矢部市に物流と食品加工の拠点を開設する。総菜などプライベートブランド(PB)商品の価格競争力を高めるほか、物流コストも低減する。小矢部市は同社が出店を拡大している岐阜県など中部エリアと結ぶ高速道路のインターチェンジにも近い。地盤である北陸に加え、中部への供給力を高める体制を整える。Genkyの新しい物流拠点は高速道路のインターチェンジに近く、北陸や岐阜への輸送に便利だ新拠点は3階建てで延べ床面積は約3万8000平方メートル。同社が運営する店舗「ゲンキー」向けの弁当や総菜を作る。新しい炊飯機械を入れて、米飯の炊き上がりをよくするほか、手作業だった揚げ物生産を自動化するフライヤーも導入してコストを下げる。新商品としてサンドイッチの生産も始める。同社は自社の主要物流拠点を「リージョナル・プロセス・ディストリビューションセンター(RPDC)」と名付け、物流や食品加工などを1拠点に集約した施設を増やしている。2019年には初のRPDCを岐阜県に建設しており、今回の小矢部市は2例目だ。25年までには愛知県にも建設する計画を立てている。ゲンキーは北陸で福井や石川、中部では愛知や岐阜で店舗を展開している。富山には出店していないが、北陸にも商品を供給しつつ、店舗が多い岐阜への輸送にも対応できる場所として小矢部市に拠点を設けた。【関連記事】・「節約限界、ドラッグ店生鮮品に商機」ゲンキー藤永社長・東海・北陸スーパー激戦 富山最大手が愛知に進出

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Genky、富山に物流・総菜加工拠点 中部の店へ供給

Genky DrugStoresは21日、富山県小矢部市に物流と食品加工の拠点を開設する。総菜などプライベートブランド(PB)商品の価格競争力を高めるほか、物流コストも低減する。小矢部市は同社が出店を拡大している岐阜県など中部エリアと結ぶ高速道路のインターチェンジにも近い。地盤である北陸に加え、中部への供給力を高める体制を整える。

新拠点は3階建てで延べ床面積は約3万8000平方メートル。同社が運営する店舗「ゲンキー」向けの弁当や総菜を作る。新しい炊飯機械を入れて、米飯の炊き上がりをよくするほか、手作業だった揚げ物生産を自動化するフライヤーも導入してコストを下げる。新商品としてサンドイッチの生産も始める。

同社は自社の主要物流拠点を「リージョナル・プロセス・ディストリビューションセンター(RPDC)」と名付け、物流や食品加工などを1拠点に集約した施設を増やしている。2019年には初のRPDCを岐阜県に建設しており、今回の小矢部市は2例目だ。25年までには愛知県にも建設する計画を立てている。

ゲンキーは北陸で福井や石川、中部では愛知や岐阜で店舗を展開している。富山には出店していないが、北陸にも商品を供給しつつ、店舗が多い岐阜への輸送にも対応できる場所として小矢部市に拠点を設けた。

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