IAEAの中立性疑問視「全くあたらない」 松野官房長官
東京電力福島第1原発の敷地内に並ぶ処理水の保管タンク（1月）=共同松野博一官房長官は10日の記者会見で、東京電力福島第1原子力発電所の処理水を巡る国際原子力機関（IAEA）の包括報告書について発言した。中国政府や韓国の野党が中立性に疑問を呈していることに「主張は全くあたらない」と反論した。報告書に関して「独立かつ中立なものと評価している」と強調した。「外部の国際専門家も含め、独立した第三者の立場から科学的知見に基づいて国際安全基準に合致しているか評価したもの」とも語った。中国などは日本のIAEAの分担金支払いや日本国籍の職員の存在を理由に報告書の内容に疑問を投げかけている。松野氏はIAEAをはじめとする国際機関の分担金は「経済力の大きい国が、相対的に多くの分担金を支払う」と説明した。職員の採用について「加盟国等様々な国籍の職員を採用するのは当然だ」と話した。
松野博一官房長官は10日の記者会見で、東京電力福島第1原子力発電所の処理水を巡る国際原子力機関（IAEA）の包括報告書について発言した。中国政府や韓国の野党が中立性に疑問を呈していることに「主張は全くあたらない」と反論した。
報告書に関して「独立かつ中立なものと評価している」と強調した。「外部の国際専門家も含め、独立した第三者の立場から科学的知見に基づいて国際安全基準に合致しているか評価したもの」とも語った。
中国などは日本のIAEAの分担金支払いや日本国籍の職員の存在を理由に報告書の内容に疑問を投げかけている。
松野氏はIAEAをはじめとする国際機関の分担金は「経済力の大きい国が、相対的に多くの分担金を支払う」と説明した。職員の採用について「加盟国等様々な国籍の職員を採用するのは当然だ」と話した。
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