びわ湖花火、会場変更も検討課題 滋賀県知事が指摘

滋賀県庁で記者会見する三日月大造知事(22日)8日に琵琶湖南部の大津港付近で実施された「びわ湖大花火大会」について滋賀県の三日月大造知事は22日の記者会見で、地元の理解を得られなければ「その場で続けるのはなかなか難しい」と述べ、2024年以降は会場変更も検討課題になるとの認識を示した。今回の大会を巡っては地元の住民団体が混雑などを理由に決議文で開催反対を表明。観客は30万人と推定され、19年の前回から5万人減った。滋賀県は大会実行委員会のメンバー。8日の大会は新型コロナウイルスを巡る規制緩和で4年ぶりに実施されたが、雑踏事故を警戒する実行委は有料チケットを持たない人に来場自粛を求めた。有料席と外部を仕切る形で約2キロメートルにわたり、高さ4メートルほどの「目隠しフェンス」を臨時に設けた。有料エリアには前回より1万席多い5万席を設け、「だれのための花火大会か」との批判が地元にも広がった。三日月氏は会見で「いろいろな対応や対策で理解してもらえるのならば、まだ(これまでの会場で)やる余地があるのかもしれない」と述べ、住民団体が不満を表明していた大会当日の混雑、騒音、ごみ放置といった問題の解消に取り組む姿勢をみせた。【関連記事】・びわ湖花火大会、観客30万人に減少 「来場自粛要請」で・琵琶湖の花火大会、チケットない県外客に来場自粛要請

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びわ湖花火、会場変更も検討課題 滋賀県知事が指摘

8日に琵琶湖南部の大津港付近で実施された「びわ湖大花火大会」について滋賀県の三日月大造知事は22日の記者会見で、地元の理解を得られなければ「その場で続けるのはなかなか難しい」と述べ、2024年以降は会場変更も検討課題になるとの認識を示した。今回の大会を巡っては地元の住民団体が混雑などを理由に決議文で開催反対を表明。観客は30万人と推定され、19年の前回から5万人減った。

滋賀県は大会実行委員会のメンバー。8日の大会は新型コロナウイルスを巡る規制緩和で4年ぶりに実施されたが、雑踏事故を警戒する実行委は有料チケットを持たない人に来場自粛を求めた。有料席と外部を仕切る形で約2キロメートルにわたり、高さ4メートルほどの「目隠しフェンス」を臨時に設けた。有料エリアには前回より1万席多い5万席を設け、「だれのための花火大会か」との批判が地元にも広がった。

三日月氏は会見で「いろいろな対応や対策で理解してもらえるのならば、まだ(これまでの会場で)やる余地があるのかもしれない」と述べ、住民団体が不満を表明していた大会当日の混雑、騒音、ごみ放置といった問題の解消に取り組む姿勢をみせた。

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