[インターハイ特集] アイヌ伝統楽器に松山千春…北海道らしさ全開のインターハイ開会式、高校生が笑顔で盛り上げ

 札幌市豊平区の「北海きたえーる」で22日に開かれた全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)の総合開会式では、札幌白石など7校の生徒計約400人が歌やダンス、楽器演奏を披露して会場を盛り上げた。プログラムには北海道らしさを取り入れ、歓迎ムードを演出した。 北の大地で熱戦誓う…札幌で開会式 総合開会式で入場行進する北海道代表のソフトテニス選手たち(22日、札幌市豊平区で)=早坂洋祐撮影 総合開会式では、選手団の入場行進で札幌旭丘と札幌山の手の合唱部が松山千春さんの「大空と大地の中で」やYOASOBIの「群青」などを合唱。札幌旭丘の戸沢葵さん(3年)と札幌山の手の菅原花音さん(3年)は「普段のコンクールと比べ、明るく元気な雰囲気で楽しかった。マスクを外して、表情を見せて選手たちを応援できたのがよかった」と笑顔だった。  開会宣言や選手宣誓のファンファーレを担当したのは、札幌日大の吹奏楽部。23日から競技が始まるソフトテニスの選手を前に、トランペットを演奏した大西 純花(いとは) さん(2年)は「楽器の持つ明るい雰囲気で選手たちを送り出せた」と満足げだった。  歓迎のパフォーマンスでは、札幌国際情報の吹奏楽部員らがアイヌ民族の伝統的な弦楽器「トンコリ」や口琴「ムックリ」を演奏し、荘厳な雰囲気を演出した。その直後、今度はダンスをしながら吹奏楽を演奏する「ダンプレ(ダンス&プレー)」を披露。一転して会場を明るく華やかな印象にした。 大麻のチアリーディング部は、手に持ったポンポンで「ガンバレ」「GO」「FIGHT」「WIN」といった「ポン文字」をつくり、選手たちにエールを送った。ダンスを披露した札幌西のダンス同好会は、昨年12月から半年以上かけて練習を重ねたといい、横山未優さん(3年)は「3年生は最後のステージだったので、すべて出し切った。選手たちが手拍子してくれたのがうれしかった」と余韻に浸っていた。

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[インターハイ特集] アイヌ伝統楽器に松山千春…北海道らしさ全開のインターハイ開会式、高校生が笑顔で盛り上げ

 札幌市豊平区の「北海きたえーる」で22日に開かれた全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)の総合開会式では、札幌白石など7校の生徒計約400人が歌やダンス、楽器演奏を披露して会場を盛り上げた。プログラムには北海道らしさを取り入れ、歓迎ムードを演出した。

北の大地で熱戦誓う…札幌で開会式
総合開会式で入場行進する北海道代表のソフトテニス選手たち(22日、札幌市豊平区で)=早坂洋祐撮影
総合開会式で入場行進する北海道代表のソフトテニス選手たち(22日、札幌市豊平区で)=早坂洋祐撮影

 総合開会式では、選手団の入場行進で札幌旭丘と札幌山の手の合唱部が松山千春さんの「大空と大地の中で」やYOASOBIの「群青」などを合唱。札幌旭丘の戸沢葵さん(3年)と札幌山の手の菅原花音さん(3年)は「普段のコンクールと比べ、明るく元気な雰囲気で楽しかった。マスクを外して、表情を見せて選手たちを応援できたのがよかった」と笑顔だった。

 開会宣言や選手宣誓のファンファーレを担当したのは、札幌日大の吹奏楽部。23日から競技が始まるソフトテニスの選手を前に、トランペットを演奏した大西 純花いとは さん(2年)は「楽器の持つ明るい雰囲気で選手たちを送り出せた」と満足げだった。

 歓迎のパフォーマンスでは、札幌国際情報の吹奏楽部員らがアイヌ民族の伝統的な弦楽器「トンコリ」や口琴「ムックリ」を演奏し、荘厳な雰囲気を演出した。その直後、今度はダンスをしながら吹奏楽を演奏する「ダンプレ(ダンス&プレー)」を披露。一転して会場を明るく華やかな印象にした。

 大麻のチアリーディング部は、手に持ったポンポンで「ガンバレ」「GO」「FIGHT」「WIN」といった「ポン文字」をつくり、選手たちにエールを送った。ダンスを披露した札幌西のダンス同好会は、昨年12月から半年以上かけて練習を重ねたといい、横山未優さん(3年)は「3年生は最後のステージだったので、すべて出し切った。選手たちが手拍子してくれたのがうれしかった」と余韻に浸っていた。

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