[サッカー女子ワールドカップ] なでしこ・池田監督、あすのコスタリカ戦「我々の持っているものぶつけたい」

 【ダニーデン(ニュージーランド)=平沢祐】豪州・ニュージーランド共催のサッカー女子ワールドカップ(W杯)で、日本女子代表(なでしこジャパン、世界ランキング11位)は26日午後5時(日本時間午後2時)から、コスタリカ(同36位)と対戦する。日本がこの試合に勝利し、同組のスペインが同日のザンビア戦で勝つか引き分ければ、3戦目を待たずに日本の1次リーグ突破が決まる。コスタリカ戦を前に公式会見に臨む池田監督(右)と田中美(25日)=桐山弘太撮影 コスタリカは初戦でスペインに0―3で敗れた。守備的な戦い方をするチームで、この試合でスペインにシュート46本を浴びている。日本がボールを保持する時間が長くなる展開が予想される中、引いた相手をどう崩すかがポイントとなる。  「パスだけでは崩せない場面も増えると思うので、個で突破するシーンが多くなる。ロングシュートも増やすべきだ」と宮沢が言うように、ザンビア戦で相手を 翻弄(ほんろう) したサイド攻撃に加え、多彩な攻撃パターンで攻略したい。また、前がかりになった際の相手のカウンター攻撃にも注意が必要だ。  選手は25日、試合会場近くの練習場で調整した。初戦から中4日のコスタリカに対し、日本は中3日でこの試合を迎える。池田監督はこの日の記者会見で、「コンディションの良い選手を見ていくと同時に、連戦なので(選手起用は)総合的に考える」としており、先発はザンビア戦をベースとしながら、コンディション次第では選手の入れ替えの可能性もありそうだ。 また、池田監督は、日本が昨年の男子W杯1次リーグ第2戦でコスタリカに敗れたことにミーティングで触れた上で2戦目の戦い方の注意点を選手と共有したことを明かし、「相手の特徴に気をつけながら、我々の持っているものをぶつけたい」と意気込んだ。田中美は「初戦に比べて緊張感がほぐれ、よりいい戦い方ができると思う」と話した。

A person who loves writing, loves novels, and loves life.Seeking objective truth, hoping for world peace, and wishing for a world without wars.
[サッカー女子ワールドカップ] なでしこ・池田監督、あすのコスタリカ戦「我々の持っているものぶつけたい」

 【ダニーデン(ニュージーランド)=平沢祐】豪州・ニュージーランド共催のサッカー女子ワールドカップ(W杯)で、日本女子代表(なでしこジャパン、世界ランキング11位)は26日午後5時(日本時間午後2時)から、コスタリカ(同36位)と対戦する。日本がこの試合に勝利し、同組のスペインが同日のザンビア戦で勝つか引き分ければ、3戦目を待たずに日本の1次リーグ突破が決まる。

コスタリカ戦を前に公式会見に臨む池田監督(右)と田中美(25日)=桐山弘太撮影
コスタリカ戦を前に公式会見に臨む池田監督(右)と田中美(25日)=桐山弘太撮影

 コスタリカは初戦でスペインに0―3で敗れた。守備的な戦い方をするチームで、この試合でスペインにシュート46本を浴びている。日本がボールを保持する時間が長くなる展開が予想される中、引いた相手をどう崩すかがポイントとなる。

 「パスだけでは崩せない場面も増えると思うので、個で突破するシーンが多くなる。ロングシュートも増やすべきだ」と宮沢が言うように、ザンビア戦で相手を 翻弄ほんろう したサイド攻撃に加え、多彩な攻撃パターンで攻略したい。また、前がかりになった際の相手のカウンター攻撃にも注意が必要だ。

 選手は25日、試合会場近くの練習場で調整した。初戦から中4日のコスタリカに対し、日本は中3日でこの試合を迎える。池田監督はこの日の記者会見で、「コンディションの良い選手を見ていくと同時に、連戦なので(選手起用は)総合的に考える」としており、先発はザンビア戦をベースとしながら、コンディション次第では選手の入れ替えの可能性もありそうだ。

 また、池田監督は、日本が昨年の男子W杯1次リーグ第2戦でコスタリカに敗れたことにミーティングで触れた上で2戦目の戦い方の注意点を選手と共有したことを明かし、「相手の特徴に気をつけながら、我々の持っているものをぶつけたい」と意気込んだ。田中美は「初戦に比べて緊張感がほぐれ、よりいい戦い方ができると思う」と話した。

What's Your Reaction?

like

dislike

love

funny

angry

sad

wow