「反攻成功なら核兵器を使用」 ロシア安保会議副議長
7月18日、モスクワで政権与党の会合に出席したロシア安全保障会議のメドベージェフ副議長=APロシアのメドベージェフ安全保障会議副議長(前大統領)は30日、通信アプリ「テレグラム」で、仮にウクライナ軍の反転攻勢が成功したとすれば、ロシアは「核兵器の使用に踏み切らざるをえなくなる」と述べた。ウクライナへの軍事侵攻を巡り、核兵器使用の脅しを強めた形だ。メドベージェフ氏はこれまでも核兵器の使用に関する威嚇を繰り返してきた。今回も北大西洋条約機構(NATO)の支援を受けたウクライナ軍の反攻が成功し、「われわれの土地の一部」が奪い取られる事態になれば、核兵器を使用することになると明言した。ロシアは2020年6月2日の大統領令で定められた「核抑止分野におけるロシア連邦の国家政策の基本」で、核兵器使用の要件として「通常兵器を使用したロシアへの侵略で、国家の存続自体が脅威にさらされる」場合などを挙げた。メドベージェフ氏はこの文書に言及し、ウクライナの反攻が成功した場合の核兵器使用について「他の解決方法は単に残っていない」と主張した。同氏は30日の「ロシア海軍の日」に合わせて、こうしたコメントを投稿した。
ロシアのメドベージェフ安全保障会議副議長(前大統領)は30日、通信アプリ「テレグラム」で、仮にウクライナ軍の反転攻勢が成功したとすれば、ロシアは「核兵器の使用に踏み切らざるをえなくなる」と述べた。ウクライナへの軍事侵攻を巡り、核兵器使用の脅しを強めた形だ。
メドベージェフ氏はこれまでも核兵器の使用に関する威嚇を繰り返してきた。今回も北大西洋条約機構(NATO)の支援を受けたウクライナ軍の反攻が成功し、「われわれの土地の一部」が奪い取られる事態になれば、核兵器を使用することになると明言した。
ロシアは2020年6月2日の大統領令で定められた「核抑止分野におけるロシア連邦の国家政策の基本」で、核兵器使用の要件として「通常兵器を使用したロシアへの侵略で、国家の存続自体が脅威にさらされる」場合などを挙げた。
メドベージェフ氏はこの文書に言及し、ウクライナの反攻が成功した場合の核兵器使用について「他の解決方法は単に残っていない」と主張した。同氏は30日の「ロシア海軍の日」に合わせて、こうしたコメントを投稿した。
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