[囲碁・将棋] 藤井聡太竜王、棋聖４連覇…佐々木大地七段の得意戦法を受けて立つ
将棋の第９４期棋聖戦五番勝負（産経新聞社主催）第４局が１８日、新潟市で行われ、棋聖保持者の藤井聡太竜王（２０）（名人、王位、叡王、棋王、王将）が挑戦者の佐々木大地七段（２８）に８４手で勝ち、通算３勝１敗で棋聖４連覇を果たした。 伊藤匠六段が竜王戦本戦準決勝へ、丸山忠久九段に勝利…藤井聡太竜王への挑戦目指す 棋聖戦でタイトルを防衛し対局を振り返る藤井聡太竜王（左）と挑戦者の佐々木大地七段（１８日午後７時６分、新潟市西蒲区の「高志の宿 高島屋」で）＝若杉和希撮影 藤井竜王は終局後、「防衛できたことはうれしいが、年々、内容的に厳しくなっている。より実力を高めていければ」と話した。 棋聖を防衛し、記者会見する藤井聡太竜王（１８日） この日の対局は先手番の佐々木七段が得意戦法の相掛かりに誘導し、藤井竜王が受けて立った。互いに序盤からじっくり考慮時間を使い、午後３時過ぎになって佐々木七段が攻勢を強めた。激しい攻め合いとなる中、藤井竜王が終盤で抜け出して勝利した。 藤井竜王は八大タイトルのうち七つを保持しており、王位戦七番勝負でも佐々木七段を挑戦者に迎えて開幕２連勝し、好スタートを切った。唯一手中にしていない王座のタイトルでも挑戦者決定戦まで進出しており、前人未到の八冠挑戦に手がかかるところまで来ている。
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将棋の第９４期棋聖戦五番勝負（産経新聞社主催）第４局が１８日、新潟市で行われ、棋聖保持者の藤井聡太竜王（２０）（名人、王位、叡王、棋王、王将）が挑戦者の佐々木大地七段（２８）に８４手で勝ち、通算３勝１敗で棋聖４連覇を果たした。
藤井竜王は終局後、「防衛できたことはうれしいが、年々、内容的に厳しくなっている。より実力を高めていければ」と話した。
この日の対局は先手番の佐々木七段が得意戦法の相掛かりに誘導し、藤井竜王が受けて立った。互いに序盤からじっくり考慮時間を使い、午後３時過ぎになって佐々木七段が攻勢を強めた。激しい攻め合いとなる中、藤井竜王が終盤で抜け出して勝利した。
藤井竜王は八大タイトルのうち七つを保持しており、王位戦七番勝負でも佐々木七段を挑戦者に迎えて開幕２連勝し、好スタートを切った。唯一手中にしていない王座のタイトルでも挑戦者決定戦まで進出しており、前人未到の八冠挑戦に手がかかるところまで来ている。
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