国家公務員の相談、パワハラなど過去最多 22年度
人事院は6日、中央省庁で働く国家公務員が2022年度に人事院へ寄せた職場の悩み相談や苦情の件数を発表した。1739件と過去最多だった。1人が複数回同じ内容の相談をした重複を除く事案数は1294件で、5年度連続で最多を更新した。1294件のうちハラスメント関係が450件と過去最も多く寄せられた。パワハラやいじめ、嫌がらせがほとんどを占めた。ほかセクハラが20件、妊娠や出産・育児・介護などに関するハラスメントが8件だった。長時間勤務など「勤務時間や休暇・服務関係」の相談も284件と2割超あった。人事院は職場環境の悪化や、職員の価値観の多様化などを要因と分析する。人事院規則は各府省にハラスメントに関する相談を受ける担当者を置くことを定める。人事院は22年12月から23年1月にかけて相談員の体制整備などを調べた。相談員になった経緯について、ポストで指定されていたからと答えた人が7割に上った。一度も研修を受講していない人が4割ほどいた。
人事院は6日、中央省庁で働く国家公務員が2022年度に人事院へ寄せた職場の悩み相談や苦情の件数を発表した。1739件と過去最多だった。1人が複数回同じ内容の相談をした重複を除く事案数は1294件で、5年度連続で最多を更新した。
1294件のうちハラスメント関係が450件と過去最も多く寄せられた。パワハラやいじめ、嫌がらせがほとんどを占めた。
ほかセクハラが20件、妊娠や出産・育児・介護などに関するハラスメントが8件だった。長時間勤務など「勤務時間や休暇・服務関係」の相談も284件と2割超あった。
人事院は職場環境の悪化や、職員の価値観の多様化などを要因と分析する。
人事院規則は各府省にハラスメントに関する相談を受ける担当者を置くことを定める。人事院は22年12月から23年1月にかけて相談員の体制整備などを調べた。
相談員になった経緯について、ポストで指定されていたからと答えた人が7割に上った。一度も研修を受講していない人が4割ほどいた。
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