[夏の甲子園] 慶応、横浜を破り5年ぶり夏の甲子園…九回に渡辺千の逆転3ランで試合をひっくり返す

 第105回全国高校野球神奈川大会は26日、横浜スタジアムで決勝戦が行われ、慶応が6―5で横浜を破って優勝を果たし、2018年以来、5年ぶりに夏の甲子園大会出場を決めた。東京代表時代を含めると19度目の出場となる。 147キロ左腕擁する「横浜」VS強力打線「慶応」…データで比較する神奈川大会決勝 優勝を決め、喜びを爆発させる慶応ナイン=村松魁成撮影 慶応は三回、8番渡辺憩が敵失で出塁。一死二塁となって丸田が適時三塁打を放ち、先制した。さらに八木の犠飛で追加点を挙げた。追う横浜は五回、萩が本塁打を放ち、六回には小泉の右前打などで同点に追いつくと、杉山の適時二塁打で勝ち越した。七回には峯の本塁打で点差を2に広げた。  横浜のエース・杉山の力投の前に、終盤は攻めあぐねていた慶応だが、九回一死二、三塁で、渡辺千が左翼へ逆転3ランを放ち、土壇場で試合をひっくり返した。 投げては、小宅が7回途中までで5失点したが、堂々の投球を見せた。鈴木が継投し、逆転を果たした九回裏は松井が抑えきった。 森林監督は「勝利をつかんだ選手の成長に感激している」と感無量の表情。大村主将(3年)は「目標は甲子園で勝って日本一を取ること。チームとしてここからさらに成長していきたい」と意気込んだ。

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[夏の甲子園] 慶応、横浜を破り5年ぶり夏の甲子園…九回に渡辺千の逆転3ランで試合をひっくり返す

 第105回全国高校野球神奈川大会は26日、横浜スタジアムで決勝戦が行われ、慶応が6―5で横浜を破って優勝を果たし、2018年以来、5年ぶりに夏の甲子園大会出場を決めた。東京代表時代を含めると19度目の出場となる。

147キロ左腕擁する「横浜」VS強力打線「慶応」…データで比較する神奈川大会決勝
優勝を決め、喜びを爆発させる慶応ナイン=村松魁成撮影
優勝を決め、喜びを爆発させる慶応ナイン=村松魁成撮影

 慶応は三回、8番渡辺憩が敵失で出塁。一死二塁となって丸田が適時三塁打を放ち、先制した。さらに八木の犠飛で追加点を挙げた。追う横浜は五回、萩が本塁打を放ち、六回には小泉の右前打などで同点に追いつくと、杉山の適時二塁打で勝ち越した。七回には峯の本塁打で点差を2に広げた。

 横浜のエース・杉山の力投の前に、終盤は攻めあぐねていた慶応だが、九回一死二、三塁で、渡辺千が左翼へ逆転3ランを放ち、土壇場で試合をひっくり返した。

 投げては、小宅が7回途中までで5失点したが、堂々の投球を見せた。鈴木が継投し、逆転を果たした九回裏は松井が抑えきった。

 森林監督は「勝利をつかんだ選手の成長に感激している」と感無量の表情。大村主将(3年)は「目標は甲子園で勝って日本一を取ること。チームとしてここからさらに成長していきたい」と意気込んだ。

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