[夏の甲子園] 昨夏の甲子園準V・下関国際、エースが2戦目に初登板で好投…昨夏の教訓で投手の負担抑える

7回を2失点で抑えた下関国際の方ヶ部 第105回全国高校野球選手権記念山口大会で18日、昨夏、甲子園準優勝の下関国際がエースの好投で宇部商を9―2で破り、準々決勝進出を決めた。 「春夏連続」目指した光、岩国に敗れ初戦敗退…193球を投げたエース「とにかく悔しい」  昨夏、甲子園で決勝まで勝ち上がった下関国際。坂原秀尚監督は、厳しい暑さの中でトーナメントを勝ち抜くには、投手の負担を極力減らしながら戦っていくことの大切さを痛感したという。この夏、初戦は1年の伊東 尊生(タケル) に先発を任せ、この2戦目は満を持して3年のエース、 方ヶ部(ほうかべ)諒久(りく) がマウンドに立った。  初回に先制されたが、すぐに味方が追いつき、二回に5単打や四球を絡めて5点を奪うと、投球にも余裕が生まれた。130キロ台の直球やスライダーを丁寧に低めに投じ、得点圏に走者を出すと140キロ超の速球を投げ込んで、次々と三振を奪った。 名門の宇部商を相手に7回を投げ、7安打を許しながらも2失点。「1人ひとり抑えていけば勝てると思った。今後もバックを信じながら打たせてとり、勝っていきたい」と次を見据えた。

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[夏の甲子園] 昨夏の甲子園準V・下関国際、エースが2戦目に初登板で好投…昨夏の教訓で投手の負担抑える
7回を2失点で抑えた下関国際の方ヶ部
7回を2失点で抑えた下関国際の方ヶ部

 第105回全国高校野球選手権記念山口大会で18日、昨夏、甲子園準優勝の下関国際がエースの好投で宇部商を9―2で破り、準々決勝進出を決めた。

「春夏連続」目指した光、岩国に敗れ初戦敗退…193球を投げたエース「とにかく悔しい」

 昨夏、甲子園で決勝まで勝ち上がった下関国際。坂原秀尚監督は、厳しい暑さの中でトーナメントを勝ち抜くには、投手の負担を極力減らしながら戦っていくことの大切さを痛感したという。この夏、初戦は1年の伊東 尊生タケル に先発を任せ、この2戦目は満を持して3年のエース、 方ヶ部ほうかべ諒久りく がマウンドに立った。

 初回に先制されたが、すぐに味方が追いつき、二回に5単打や四球を絡めて5点を奪うと、投球にも余裕が生まれた。130キロ台の直球やスライダーを丁寧に低めに投じ、得点圏に走者を出すと140キロ超の速球を投げ込んで、次々と三振を奪った。

 名門の宇部商を相手に7回を投げ、7安打を許しながらも2失点。「1人ひとり抑えていけば勝てると思った。今後もバックを信じながら打たせてとり、勝っていきたい」と次を見据えた。

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