新興株前引け マザーズ続落、年初来安値下回る 揚羽はストップ高

21日午前の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は続落した。前引けは前日比19.94ポイント(2.72%)安い712.10だった。1月4日に付けた年初来安値(712.42)を下回った。米国の金融引き締めが長引くとの警戒感から20日に米ナスダック総合株価指数が大幅下落し、東京市場でもグロース銘柄が売られた。国内の長期金利が9年9カ月ぶりの水準に上昇したのも高PER(株価収益率)銘柄が多いグロース銘柄の重荷だった。市場では「個人の関心は銀行株といったバリュー株に向かっており、グロース市場銘柄を買う材料は乏しい」(SBI証券の鈴木英之投資情報部長)との声が聞かれた。東証グロース市場ではカバーやジーエヌアイが下げた。一方、今期業績の見通しを上方修正したサンウェルズは上昇した。セルシードも高い。きょうグロース市場に新規上場した揚羽は公開価格(1400円)を6.43%上回る1490円で初値を付け、午前終値は制限値幅の上限(ストップ高)である初値比20.13%高の1790円だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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新興株前引け マザーズ続落、年初来安値下回る 揚羽はストップ高

21日午前の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は続落した。前引けは前日比19.94ポイント(2.72%)安い712.10だった。1月4日に付けた年初来安値(712.42)を下回った。米国の金融引き締めが長引くとの警戒感から20日に米ナスダック総合株価指数が大幅下落し、東京市場でもグロース銘柄が売られた。国内の長期金利が9年9カ月ぶりの水準に上昇したのも高PER(株価収益率)銘柄が多いグロース銘柄の重荷だった。

市場では「個人の関心は銀行株といったバリュー株に向かっており、グロース市場銘柄を買う材料は乏しい」(SBI証券の鈴木英之投資情報部長)との声が聞かれた。

東証グロース市場ではカバージーエヌアイが下げた。一方、今期業績の見通しを上方修正したサンウェルズは上昇した。セルシードも高い。

きょうグロース市場に新規上場した揚羽は公開価格(1400円)を6.43%上回る1490円で初値を付け、午前終値は制限値幅の上限(ストップ高)である初値比20.13%高の1790円だった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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