日本､NZ代表予備軍と15日再戦 攻撃で持ち味出せるか

ラグビー日本代表の合宿で調整する（左から）斎藤、姫野、福井、稲垣（7月13日、宮崎市）=共同9月に開幕するラグビー・ワールドカップ（W杯）に向けて宮崎で合宿を行っている日本代表は、15日に熊本・えがお健康スタジアムでリポビタンDチャレンジカップのオールブラックス・フィフティーン第2戦に臨む。8日の初戦はノートライの完敗だった。ニュージーランド代表予備軍との再戦は攻撃で持ち味を出せるかが問われる。13日に発表された登録メンバーにはプロップ稲垣啓太やフッカー堀江翔太（ともに埼玉）やSO李承信（神戸）らが名を連ねた。先発7人を入れ替え、ナンバー8姫野和樹（トヨタ）と控えの坂手淳史（埼玉）が共同でゲーム主将を務める。前回は連係が乱れてミスを重ねる課題が残った。「経験のある選手を入れることでコミュニケーションもよくなると思う」とジェイミー・ジョセフヘッドコーチ。6月の合宿で磨いたタックルの成果は出ていただけに「アタックで自信をつけることが今週は重要」と語る。司令塔になる李承信は「プレッシャーの中で精度高くアタックをリードできるか。どんどんボールを動かしたい」。効果的にキックを使って敵陣で戦う時間を増やすことがポイントになりそう。チームをけん引する姫野のリーダーシップも注目される。【関連記事】日本、姫野ら先発　15日NZ代表予備軍と再戦中村亮「速い展開でトライを」　15日に再戦第1戦　日本、ノートライ完敗　23年初の実戦第1戦　日本、後半失速も新戦力に手応え