日経平均、3万2500円台半ばで推移 円安が支え
14日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は小幅に反落して始まった後、上昇に転じる場面もある。足元では前営業日比70円ほど高い3万2500円台半ばで推移している。前週末の米ハイテク株安が重荷となる一方、円安・ドル高の進行は支えとなっている。前週末の米株式市場で主力半導体株で構成するフィラデルフィア半導体株指数が2%超下落した流れを受け、東京市場でも値がさの半導体関連株に売りが先行している。一方、前週までに主力企業の2023年4〜6月期決算の発表がほぼ一巡した。市場では「中国関連や半導体関連など期待先行で買われた銘柄や足元の需要鈍化を再認識されたセクターは売られるケースもあるが、決算内容そのものは総じて堅調だった印象だ」(りそなアセットマネジメントの戸田浩司シニア・ファンド・マネージャー)との声が聞かれた。外国為替市場で円相場が一時1ドル=145円台に乗せるなど、前週末から円安・ドル高が進んでいることも相場の支えとなっている。東証株価指数(TOPIX)は小動き。アドテストが大幅安。ファストリ、ソフトバンクグループも売りが先行している。一方、楽天グループやシャープが大幅高。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
14日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は小幅に反落して始まった後、上昇に転じる場面もある。足元では前営業日比70円ほど高い3万2500円台半ばで推移している。前週末の米ハイテク株安が重荷となる一方、円安・ドル高の進行は支えとなっている。
前週末の米株式市場で主力半導体株で構成するフィラデルフィア半導体株指数が2%超下落した流れを受け、東京市場でも値がさの半導体関連株に売りが先行している。
一方、前週までに主力企業の2023年4〜6月期決算の発表がほぼ一巡した。市場では「中国関連や半導体関連など期待先行で買われた銘柄や足元の需要鈍化を再認識されたセクターは売られるケースもあるが、決算内容そのものは総じて堅調だった印象だ」(りそなアセットマネジメントの戸田浩司シニア・ファンド・マネージャー)との声が聞かれた。
外国為替市場で円相場が一時1ドル=145円台に乗せるなど、前週末から円安・ドル高が進んでいることも相場の支えとなっている。
東証株価指数(TOPIX)は小動き。
アドテストが大幅安。ファストリ、ソフトバンクグループも売りが先行している。一方、楽天グループやシャープが大幅高。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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