日経平均反発、午前終値197円高の3万2665円

12日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前日比197円95銭(0.61%)高の3万2665円71銭で前場を終えた。米追加利上げへの警戒感が和らぎ、前日の米株式市場で主要株価指数が上昇した。東京市場でも投資家心理の改善を映した買いが優勢で、日経平均の上げ幅は一時280円を超えた。外国為替市場で円相場が1ドル=146円台後半まで下落し、前日比で円安・ドル高方向に振れていることも支えだった。買い一巡後は上値の重さも目立った。国内債券市場で長期金利の指標となる新発10年物国債利回りが一時0.720%と9年8カ月ぶりの水準に上昇した。金利が上昇すると相対的な割高感が意識されやすいグロース(成長)株には逆風との見方が株式相場の重荷だった。東証株価指数(TOPIX)は続伸した。JPXプライム150指数は前引け時点で3.26ポイント(0.31%)高の1039.09だった。前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆7731億円、売買高は7億2702万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1202と、全体の3分の2近くを占めた。値下がりは566銘柄、変わらずは67銘柄だった。ファストリやソフトバンクグループ(SBG)が高い。KDDIやNTTデータも買われた。トヨタやホンダ、SUBARUなど自動車株の上昇も目立った。一方、アドテストが安い。IHIや三菱重、川重など重工株の下げが目立った。三井物や伊藤忠も売られた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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日経平均反発、午前終値197円高の3万2665円

12日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前日比197円95銭(0.61%)高の3万2665円71銭で前場を終えた。米追加利上げへの警戒感が和らぎ、前日の米株式市場で主要株価指数が上昇した。東京市場でも投資家心理の改善を映した買いが優勢で、日経平均の上げ幅は一時280円を超えた。外国為替市場で円相場が1ドル=146円台後半まで下落し、前日比で円安・ドル高方向に振れていることも支えだった。

買い一巡後は上値の重さも目立った。国内債券市場で長期金利の指標となる新発10年物国債利回りが一時0.720%と9年8カ月ぶりの水準に上昇した。金利が上昇すると相対的な割高感が意識されやすいグロース(成長)株には逆風との見方が株式相場の重荷だった。

東証株価指数(TOPIX)は続伸した。JPXプライム150指数は前引け時点で3.26ポイント(0.31%)高の1039.09だった。

前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆7731億円、売買高は7億2702万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1202と、全体の3分の2近くを占めた。値下がりは566銘柄、変わらずは67銘柄だった。

ファストリソフトバンクグループ(SBG)が高い。KDDINTTデータも買われた。トヨタホンダSUBARUなど自動車株の上昇も目立った。一方、アドテストが安い。IHIや三菱重、川重など重工株の下げが目立った。三井物伊藤忠も売られた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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