最低賃金1000円超え 波及へ「年収の壁」の是正急務
最低賃金の目安額が2023年度に全国平均で時給1002円と決まり、首都圏や関西圏を中心に8都府県で実額が1000円以上になる見通しになった。賃上げに伴う消費拡大を通じて経済成長につなげるためにも、働き控えを生む「年収の壁」の是正や、賃上げ余力の乏しい中小企業への支援が重要になる。40代や50代の人たちが学生だった時代、高額バイトの象徴だった「時給1000円」が当たり前になる。引き上げの目安は...
最低賃金の目安額が2023年度に全国平均で時給1002円と決まり、首都圏や関西圏を中心に8都府県で実額が1000円以上になる見通しになった。賃上げに伴う消費拡大を通じて経済成長につなげるためにも、働き控えを生む「年収の壁」の是正や、賃上げ余力の乏しい中小企業への支援が重要になる。
40代や50代の人たちが学生だった時代、高額バイトの象徴だった「時給1000円」が当たり前になる。
引き上げの目安は...
What's Your Reaction?