林外相、スリランカ大統領と会談 債務再編の透明性確認
会談する林芳正外相㊧とスリランカのサブリ外相（29日、スリランカ）=外務省提供林芳正外相は29日、訪問先のスリランカでウィクラマシンハ大統領と会談した。経済危機に苦しむスリランカの債務再編について公正、透明に進める重要性を確認した。林氏はスリランカのサブリ外相とも会談した。終了後の共同記者発表で「スリランカが一日も早く現下の危機を乗り越えることを望む」と述べた。スリランカは中国の広域経済圏構想「一帯一路」を通じたインフラ整備資金などを返済できず、2022年5月に事実上のデフォルトに陥った。日本は中国に次ぐ主要債権国で、フランス、インドとともに債権国会合の共同議長として債務再編を進めている。林氏はスリランカに「自由で開かれたインド太平洋」実現に向け、重要なパートナーだと伝えた。
林芳正外相は29日、訪問先のスリランカでウィクラマシンハ大統領と会談した。経済危機に苦しむスリランカの債務再編について公正、透明に進める重要性を確認した。
林氏はスリランカのサブリ外相とも会談した。終了後の共同記者発表で「スリランカが一日も早く現下の危機を乗り越えることを望む」と述べた。
スリランカは中国の広域経済圏構想「一帯一路」を通じたインフラ整備資金などを返済できず、2022年5月に事実上のデフォルトに陥った。日本は中国に次ぐ主要債権国で、フランス、インドとともに債権国会合の共同議長として債務再編を進めている。
林氏はスリランカに「自由で開かれたインド太平洋」実現に向け、重要なパートナーだと伝えた。
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