熊本で線状降水帯 大雨で橋崩落、避難指示も
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で九州では3日、早朝に熊本県で線状降水帯が発生するなど大雨となった。4日昼前にかけ、九州で雷を伴った非常に激しい雨が降る恐れがあり、気象庁は降り続いた雨の影響で、土砂災害の危険度が非常に高くなっている所があるとして、警戒を呼びかけた。3日午前の1時間降水量は熊本県山都町で82ミリ、益城町で80ミリと猛烈な雨となり、7月の観測史上1位を更新。南阿蘇村でも69.5ミリを記録した。熊本市は3日、市内を流れる川が氾濫する恐れがあるとして、約18万世帯、約36万人に避難指示を出した。大雨の影響で崩落した熊本県山都町の緑川支流の御船川に架かる金内橋（3日）=町提供・共同熊本県と同県山都町によると、3日午前7時40分ごろ、山都町を流れる緑川の支流・御船川に架かる国道の金内橋が増水の影響で崩落した。人が巻き込まれるなどの被害は確認されていない。周囲の道路は通行止めになっている。九州では低い土地への浸水や河川の増水・氾濫も懸念される。また、本州付近は3日、上空に強い寒気が流れ込むなどして、大気の状態が非常に不安定になる見込みで、西日本から東日本でも落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要としている。4日午前6時までの24時間に予想される雨量は多い所で、九州北部250ミリ、九州南部200ミリ。その後の24時間は九州南部100〜150ミリ、九州北部50〜100ミリ。〔共同〕
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で九州では3日、早朝に熊本県で線状降水帯が発生するなど大雨となった。4日昼前にかけ、九州で雷を伴った非常に激しい雨が降る恐れがあり、気象庁は降り続いた雨の影響で、土砂災害の危険度が非常に高くなっている所があるとして、警戒を呼びかけた。
3日午前の1時間降水量は熊本県山都町で82ミリ、益城町で80ミリと猛烈な雨となり、7月の観測史上1位を更新。南阿蘇村でも69.5ミリを記録した。熊本市は3日、市内を流れる川が氾濫する恐れがあるとして、約18万世帯、約36万人に避難指示を出した。
熊本県と同県山都町によると、3日午前7時40分ごろ、山都町を流れる緑川の支流・御船川に架かる国道の金内橋が増水の影響で崩落した。人が巻き込まれるなどの被害は確認されていない。周囲の道路は通行止めになっている。
九州では低い土地への浸水や河川の増水・氾濫も懸念される。また、本州付近は3日、上空に強い寒気が流れ込むなどして、大気の状態が非常に不安定になる見込みで、西日本から東日本でも落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要としている。
4日午前6時までの24時間に予想される雨量は多い所で、九州北部250ミリ、九州南部200ミリ。その後の24時間は九州南部100〜150ミリ、九州北部50〜100ミリ。〔共同〕
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