[社会] 消防学校生、被災地研修中にスナックで大暴れ…割れたグラスが散乱し新規の客入れず
岩手県陸前高田市のスナックで今月、高知県消防学校の初任科生９人がグラスを割ったり大声を上げたりするなど騒ぎ、同校が店側に謝罪していたことが１５日、わかった。問題行為があったのは東日本大震災から１２年半にあたる１１日。同校は同市で被災地研修中だった。 同校などによると、９人は１１日午後８時半頃に来店し、約１時間滞在。上半身裸になったり、カラオケで叫び声を上げたりした。店内では割れたグラスなどが散乱し、店は新規の客を断らざるを得なかったという。 同校は毎年、研修の一環で被災地を訪問しており、１１日は同市の東日本大震災津波伝承館や奇跡の一本松を見学。同日夜は自由行動で、引率の教官は学生の外出先を把握していなかった。同校は翌１２日、店からのメールで問題を把握し、校長らが電話で謝罪。１３日は研修を取りやめ、宿泊先のホテルで反省会を行った。 学生のうち２人は泥酔して当時の記憶がなく、いずれも反省の意思を示しているという。同校は研修に参加した初任科生全２６人を厳重注意。夕部茂校長は読売新聞の取材に「飲酒の有無に関係なく、社会人としてモラルをわきまえて行動すべきだった。このようなことが二度とないよう反省を促し、教育を徹底する」と話した。
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岩手県陸前高田市のスナックで今月、高知県消防学校の初任科生９人がグラスを割ったり大声を上げたりするなど騒ぎ、同校が店側に謝罪していたことが１５日、わかった。問題行為があったのは東日本大震災から１２年半にあたる１１日。同校は同市で被災地研修中だった。
同校などによると、９人は１１日午後８時半頃に来店し、約１時間滞在。上半身裸になったり、カラオケで叫び声を上げたりした。店内では割れたグラスなどが散乱し、店は新規の客を断らざるを得なかったという。
同校は毎年、研修の一環で被災地を訪問しており、１１日は同市の東日本大震災津波伝承館や奇跡の一本松を見学。同日夜は自由行動で、引率の教官は学生の外出先を把握していなかった。同校は翌１２日、店からのメールで問題を把握し、校長らが電話で謝罪。１３日は研修を取りやめ、宿泊先のホテルで反省会を行った。
学生のうち２人は泥酔して当時の記憶がなく、いずれも反省の意思を示しているという。同校は研修に参加した初任科生全２６人を厳重注意。夕部茂校長は読売新聞の取材に「飲酒の有無に関係なく、社会人としてモラルをわきまえて行動すべきだった。このようなことが二度とないよう反省を促し、教育を徹底する」と話した。
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