米国不在の中東、実利重視の関係改善
岸田文雄首相が16日から中東を歴訪する。米国の存在感が低下する中でイランとサウジアラビアが中国の仲介で国交を正常化するなど、地域で再編が進む。中東地域の行方について、一時帰国中の駐中東大使らが6月末に都内で話し合った。――地殻変動とも呼ばれる秩序変化をどう読むか。相川一俊・駐イラン大使「サウジとイランは外交関係の復活で数年前の段階にもどった。イランの短期的な利益はハッジ(サウジアラビアにある聖...
岸田文雄首相が16日から中東を歴訪する。米国の存在感が低下する中でイランとサウジアラビアが中国の仲介で国交を正常化するなど、地域で再編が進む。中東地域の行方について、一時帰国中の駐中東大使らが6月末に都内で話し合った。
――地殻変動とも呼ばれる秩序変化をどう読むか。
相川一俊・駐イラン大使「サウジとイランは外交関係の復活で数年前の段階にもどった。イランの短期的な利益はハッジ(サウジアラビアにある聖...
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