米軍オスプレイの飛行訓練、高度制限を緩和 沖縄以外で
防衛省は7日、在日米軍の輸送機「MV22オスプレイ」を使った日本での飛行訓練の高度制限を緩めると発表した。現在の高度およそ150メートル以上から同60メートル以上に緩和し、より低空を飛べるようにする。沖縄県を除く山岳地の上空を対象に10日から恒常的に適用する。日米両政府が合意した。米軍はレーダーに捕捉され攻撃を受けるのを低空で避けつつ人の救助や物資の輸送にあたる訓練に臨む。台湾や南西諸島の周辺で有事の際、小規模な部隊を機動的に分散して展開する訓練の意図もあるとみられる。日米両政府は2012年9月、オスプレイは日本の上空では航空法に準拠するおよそ150メートル以上の高度を飛ぶと確認した。22年9月に3週間ほどの期間限定で同90メートル以上の飛行を認めた。米国が高度制限の緩和を求めていた。今回の合意により常に高度およそ60メートル以上を飛べるようになる。防衛省は7日に公表した文書で「在日米軍の即応性を向上し日米同盟の抑止力、対処力を強化する」と説明した。平日の午後10時から午前7時までの時間帯は飛行せず、土日や祝日は終日飛ばない。住宅や学校、病院、原子力施設などの上空は山岳地であっても対象外にした。
防衛省は7日、在日米軍の輸送機「MV22オスプレイ」を使った日本での飛行訓練の高度制限を緩めると発表した。現在の高度およそ150メートル以上から同60メートル以上に緩和し、より低空を飛べるようにする。沖縄県を除く山岳地の上空を対象に10日から恒常的に適用する。
日米両政府が合意した。米軍はレーダーに捕捉され攻撃を受けるのを低空で避けつつ人の救助や物資の輸送にあたる訓練に臨む。台湾や南西諸島の周辺で有事の際、小規模な部隊を機動的に分散して展開する訓練の意図もあるとみられる。
日米両政府は2012年9月、オスプレイは日本の上空では航空法に準拠するおよそ150メートル以上の高度を飛ぶと確認した。22年9月に3週間ほどの期間限定で同90メートル以上の飛行を認めた。米国が高度制限の緩和を求めていた。
今回の合意により常に高度およそ60メートル以上を飛べるようになる。防衛省は7日に公表した文書で「在日米軍の即応性を向上し日米同盟の抑止力、対処力を強化する」と説明した。
平日の午後10時から午前7時までの時間帯は飛行せず、土日や祝日は終日飛ばない。住宅や学校、病院、原子力施設などの上空は山岳地であっても対象外にした。
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