[経済] 大地震のモロッコでＩＭＦと世銀の年次総会、予定通り１０月開催…「寄り添う機会」

　【ワシントン＝田中宏幸】国際通貨基金（ＩＭＦ）と世界銀行は１８日、年次総会を北アフリカのモロッコ中部マラケシュで１０月９～１５日に予定通り開催すると発表した。地震により崩落したミナレット（塔）。周囲には柵が巡らされ、重機でがれきを片付けていた（９月１１日撮影、モロッコ中部マラケシュの旧市街で）　モロッコ中部では９月８日、マグニチュード（Ｍ）６・８の地震が発生し、これまでに２９００人以上の死亡が確認されている。震源から約７０キロ離れた世界遺産のマラケシュ旧市街にも被害が及んでいた。 　ＩＭＦのゲオルギエバ専務理事らは声明で「救援活動を妨げずに、被災者とモロッコ国民に配慮した形で開催することが重要だ」と強調。「悲劇に直面しながらも再び回復力を示したモロッコと、その国民に寄り添う機会にもなると確信している」とした。

Kevin

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  速報   Sep 19, 2023  Add to Reading List
[経済] 大地震のモロッコでＩＭＦと世銀の年次総会、予定通り１０月開催…「寄り添う機会」

　【ワシントン＝田中宏幸】国際通貨基金（ＩＭＦ）と世界銀行は１８日、年次総会を北アフリカのモロッコ中部マラケシュで１０月９～１５日に予定通り開催すると発表した。

地震により崩落したミナレット（塔）。周囲には柵が巡らされ、重機でがれきを片付けていた（９月１１日撮影、モロッコ中部マラケシュの旧市街で）
地震により崩落したミナレット（塔）。周囲には柵が巡らされ、重機でがれきを片付けていた（９月１１日撮影、モロッコ中部マラケシュの旧市街で）

　モロッコ中部では９月８日、マグニチュード（Ｍ）６・８の地震が発生し、これまでに２９００人以上の死亡が確認されている。震源から約７０キロ離れた世界遺産のマラケシュ旧市街にも被害が及んでいた。

　ＩＭＦのゲオルギエバ専務理事らは声明で「救援活動を妨げずに、被災者とモロッコ国民に配慮した形で開催することが重要だ」と強調。「悲劇に直面しながらも再び回復力を示したモロッコと、その国民に寄り添う機会にもなると確信している」とした。

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