[経済] ＮＹ原油は一時１０か月ぶり高値水準、１バレル９０ドル台後半…サウジアラビアは自主減産を継続
【ニューヨーク＝小林泰裕】１４日のニューヨーク原油先物市場で、代表的な指標となるテキサス産軽質油（ＷＴＩ）の１０月渡し価格は一時、１バレル＝９０ドル台後半まで上昇した。昨年１１月以来、約１０か月ぶりの高値水準となる。産油国の減産方針や需要拡大の見通しを背景に、需給 逼迫（ひっぱく） への警戒感が高まって、買い優勢となった。 １４日の終値は前日比１・６４ドル高の１バレル＝９０・１６ドルだった。石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）が１２日発表した今年の世界の石油需要見通しは過去最大となった。米経済の底堅さから引き続き需要が拡大している。一方、供給面では、サウジアラビアが自主減産の継続を公表した。中国経済など不透明要因はあるものの、供給不足への懸念が広がっている。
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【ニューヨーク＝小林泰裕】１４日のニューヨーク原油先物市場で、代表的な指標となるテキサス産軽質油（ＷＴＩ）の１０月渡し価格は一時、１バレル＝９０ドル台後半まで上昇した。昨年１１月以来、約１０か月ぶりの高値水準となる。産油国の減産方針や需要拡大の見通しを背景に、需給
１４日の終値は前日比１・６４ドル高の１バレル＝９０・１６ドルだった。石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）が１２日発表した今年の世界の石油需要見通しは過去最大となった。米経済の底堅さから引き続き需要が拡大している。一方、供給面では、サウジアラビアが自主減産の継続を公表した。中国経済など不透明要因はあるものの、供給不足への懸念が広がっている。
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