[経済] NY原油10か月ぶり高値、1バレル92ドル台…日本のガソリン価格も上昇の可能性
【ニューヨーク=小林泰裕】18日のニューヨーク原油先物市場で、代表的な指標となるテキサス産軽質油(WTI)の10月渡し価格は一時、1バレル=92ドル台まで上昇した。主要産油国の減産方針を受けて供給不足への懸念が強まり、昨年11月以来10か月ぶりの高値となった。産油国の減産延長が原油価格の上昇圧力となっている(サウジアラビアで)=ロイター サウジアラビアが自主減産の継続を公表したことに加え、中国人民銀行(中央銀行)が景気下支えのため預金準備率の引き下げを発表し、中国景気の先行きへの不透明感が和らいだ。これを受けて買い注文が広がり、WTIの終値は前週末比0・71ドル高の1バレル=91・48ドルだった。 国内のレギュラーガソリンの価格は11日時点で1リットルあたり184・8円と過去最高水準にある。原油価格の高騰によってガソリン価格にさらなる上昇圧力がかかる可能性もある。
【ニューヨーク=小林泰裕】18日のニューヨーク原油先物市場で、代表的な指標となるテキサス産軽質油(WTI)の10月渡し価格は一時、1バレル=92ドル台まで上昇した。主要産油国の減産方針を受けて供給不足への懸念が強まり、昨年11月以来10か月ぶりの高値となった。
サウジアラビアが自主減産の継続を公表したことに加え、中国人民銀行(中央銀行)が景気下支えのため預金準備率の引き下げを発表し、中国景気の先行きへの不透明感が和らいだ。これを受けて買い注文が広がり、WTIの終値は前週末比0・71ドル高の1バレル=91・48ドルだった。
国内のレギュラーガソリンの価格は11日時点で1リットルあたり184・8円と過去最高水準にある。原油価格の高騰によってガソリン価格にさらなる上昇圧力がかかる可能性もある。
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