西鉄の4〜6月、純利益2.4倍 不動産売却益が寄与

西日本鉄道が10日に発表した23年4〜6月期の連結決算によると、純利益が前年同期比約2.4倍の93億円となった。4月に売却した西新パレス(福岡市)の65億円の売却益などが利益を押し上げた。売上高にあたる営業収益は19%減の968億円となった。新型コロナウイルス禍後の人流増加でバスや鉄道などの旅客需要が回復した運輸業などは増収となったが、国際物流事業での大幅な減収が響いた。事業ごとの営業収益では、バスや鉄道などの運輸事業で8%増の187億円となった。国際物流事業を含む物流事業全体の営業収益は42%減の362億円となった。国際物流での輸送需要が低迷したことで取扱高が減少した。同日に発表した24年3月期の連結の営業収益予想では、前期比12%減の4360億円に下方修正した。前回予想では4573億円だったが、国際物流事業での取扱高の減少を反映した。一方で、純利益では前期比41%減の108億円と前回予想より12億円の上方修正をした。

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西鉄の4〜6月、純利益2.4倍 不動産売却益が寄与

西日本鉄道が10日に発表した23年4〜6月期の連結決算によると、純利益が前年同期比約2.4倍の93億円となった。4月に売却した西新パレス(福岡市)の65億円の売却益などが利益を押し上げた。

売上高にあたる営業収益は19%減の968億円となった。新型コロナウイルス禍後の人流増加でバスや鉄道などの旅客需要が回復した運輸業などは増収となったが、国際物流事業での大幅な減収が響いた。

事業ごとの営業収益では、バスや鉄道などの運輸事業で8%増の187億円となった。国際物流事業を含む物流事業全体の営業収益は42%減の362億円となった。国際物流での輸送需要が低迷したことで取扱高が減少した。

同日に発表した24年3月期の連結の営業収益予想では、前期比12%減の4360億円に下方修正した。前回予想では4573億円だったが、国際物流事業での取扱高の減少を反映した。一方で、純利益では前期比41%減の108億円と前回予想より12億円の上方修正をした。

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