関東1都10県、5月の百貨店販売額は3%増 関東経産局

関東経済産業局が19日発表した5月の小売り販売動向によると、管内1都10県の百貨店販売額は前年同月比で3%増の2114億円(全店ベース)と15カ月連続で前年を上回った。既存店ベースでは5%増。新型コロナウイルスの感染症法上の分類が5類に移行したことやインバウンド(訪日外国人)の増加などが販売額の増加を後押しした。スーパーの販売額は4%増の5682億円(全店)だった。既存店ベースでは3%増。ドラッグストアの販売額も9%増と前年を上回った。商品単価の増加が飲食料品などの販売額を押し上げた。コンビニの販売額も6%増とプラス。5類移行により人流が回復したことで菓子やおにぎりが好調だった。ホームセンターの販売額は横ばい。ペット用品は好調だが、天候不順の影響で園芸用品が低調だった。家電大型専門店は4%減と前年を下回った。需要縮小傾向にあるテレビの不振などが響いた。個人消費全体の基調判断は「緩やかな上昇傾向にある」と9カ月ぶりに上方修正した。関東経産局は修正の理由について「販売額が前年を上回り続けている傾向は変わりはないが、5類移行による人流回復の効果が出てくると予想されるため」と説明した。

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関東1都10県、5月の百貨店販売額は3%増 関東経産局

関東経済産業局が19日発表した5月の小売り販売動向によると、管内1都10県の百貨店販売額は前年同月比で3%増の2114億円(全店ベース)と15カ月連続で前年を上回った。既存店ベースでは5%増。新型コロナウイルスの感染症法上の分類が5類に移行したことやインバウンド(訪日外国人)の増加などが販売額の増加を後押しした。

スーパーの販売額は4%増の5682億円(全店)だった。既存店ベースでは3%増。ドラッグストアの販売額も9%増と前年を上回った。商品単価の増加が飲食料品などの販売額を押し上げた。コンビニの販売額も6%増とプラス。5類移行により人流が回復したことで菓子やおにぎりが好調だった。

ホームセンターの販売額は横ばい。ペット用品は好調だが、天候不順の影響で園芸用品が低調だった。家電大型専門店は4%減と前年を下回った。需要縮小傾向にあるテレビの不振などが響いた。

個人消費全体の基調判断は「緩やかな上昇傾向にある」と9カ月ぶりに上方修正した。関東経産局は修正の理由について「販売額が前年を上回り続けている傾向は変わりはないが、5類移行による人流回復の効果が出てくると予想されるため」と説明した。

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