6月の宿泊者4626万人、コロナ禍前の19年上回る 観光庁
単月でコロナ禍前の19年同月と比べてプラスに転じるのは3年5か月ぶりだ観光庁は31日、宿泊旅行統計調査（速報値）を発表した。6月にホテルや旅館に宿泊した日本人と外国人の合計は延べ4626万人で2019年同月比1.0%増だった。新型コロナウイルス感染症の影響が出始めた2020年2月以降、初めて単月で19年を上回った。前年同月比では36.5%増えた。22年10月以降に水際措置が緩和されたことでインバウンド（訪日外国人）の旅行需要が回復したほか、政府の観光促進策「全国旅行支援」の効果があったとみられる。6月の日本人宿泊者数は3683万人で、19年同月比で1.7%増だった。外国人は943万人で、同98.4%まで回復した。旅館やホテルなど宿泊施設全体でみた6月の客室稼働率は54.2%だった。前年同月比は9ポイント高まり、19年同月比では6.4ポイント低かった。調査対象は6万3532施設で全国のホテルや旅館、簡易宿所などが含まれる。観光庁は同日、5月の宿泊統計の2次速報も発表した。延べ宿泊者数は4926万人だった。うち外国人は877万人だった。国籍別でみると1位の韓国は100万人で全体の14.3%を占めた。2位の米国は91.9万人（全体の13.2%）、次ぐ台湾が87.3万人（同12.5%）だった。
観光庁は31日、宿泊旅行統計調査（速報値）を発表した。6月にホテルや旅館に宿泊した日本人と外国人の合計は延べ4626万人で2019年同月比1.0%増だった。新型コロナウイルス感染症の影響が出始めた2020年2月以降、初めて単月で19年を上回った。
前年同月比では36.5%増えた。22年10月以降に水際措置が緩和されたことでインバウンド（訪日外国人）の旅行需要が回復したほか、政府の観光促進策「全国旅行支援」の効果があったとみられる。
6月の日本人宿泊者数は3683万人で、19年同月比で1.7%増だった。外国人は943万人で、同98.4%まで回復した。
旅館やホテルなど宿泊施設全体でみた6月の客室稼働率は54.2%だった。前年同月比は9ポイント高まり、19年同月比では6.4ポイント低かった。
調査対象は6万3532施設で全国のホテルや旅館、簡易宿所などが含まれる。
観光庁は同日、5月の宿泊統計の2次速報も発表した。延べ宿泊者数は4926万人だった。うち外国人は877万人だった。国籍別でみると1位の韓国は100万人で全体の14.3%を占めた。2位の米国は91.9万人（全体の13.2%）、次ぐ台湾が87.3万人（同12.5%）だった。
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