[その他] 高山峻野が同着「金」、日本勢41年ぶり…「ちょっとレベルが高すぎる」110障害の五輪争い
【杭州(中国浙江省)=読売取材団】アジア大会は第10日の2日、陸上男子200メートルで上山紘輝(住友電工)が優勝し、今大会の陸上日本勢金メダル第1号。男子110メートル障害は高山峻野(ゼンリン)がクウェート選手と同着で金メダルを獲得した。 囲碁の棋士は「アスリート」、対局前に縄跳び777回…アジア大会で「マインドスポーツ」 男子110メートル障害でクウェート選手と同着で金メダルとなった高山峻野(2日)=片岡航希撮影 男子110メートル障害決勝のゴールで、高山が懸命に胸を突き出した。13秒41(向かい風0・4メートル)でクウェート選手と同着優勝。日本勢で1982年ニューデリー大会以来となる優勝を果たし、「久しぶりに日本に金メダルをもたらすことができてうれしい」と笑顔を見せた。 8月の世界選手権ブダペスト大会では準決勝敗退。決勝で5位入賞を果たした泉谷駿介(住友電工)には水をあけられているが、泉谷にとって高山は良き兄貴分だ。練習方法を情報交換し、互いに高め合ってきた。 村竹ラシッド(順大)も9月に泉谷が持つ13秒04の日本記録をマークするなど、この種目は活況を呈している。パリ五輪代表争いについて、高山が「ちょっとレベルが高すぎて、今のままでは厳しい」と語るほどだ。 その 切磋琢磨(せっさたくま) の末に、この金メダルがもたらされた。1986年以降は劉翔ら中国勢が独占してきた表彰台のてっぺんを日本が奪い返してみせた。(田上幸広)
【杭州(中国浙江省)=読売取材団】アジア大会は第10日の2日、陸上男子200メートルで上山紘輝(住友電工)が優勝し、今大会の陸上日本勢金メダル第1号。男子110メートル障害は高山峻野(ゼンリン)がクウェート選手と同着で金メダルを獲得した。
男子110メートル障害決勝のゴールで、高山が懸命に胸を突き出した。13秒41(向かい風0・4メートル)でクウェート選手と同着優勝。日本勢で1982年ニューデリー大会以来となる優勝を果たし、「久しぶりに日本に金メダルをもたらすことができてうれしい」と笑顔を見せた。
8月の世界選手権ブダペスト大会では準決勝敗退。決勝で5位入賞を果たした泉谷駿介(住友電工)には水をあけられているが、泉谷にとって高山は良き兄貴分だ。練習方法を情報交換し、互いに高め合ってきた。
村竹ラシッド(順大)も9月に泉谷が持つ13秒04の日本記録をマークするなど、この種目は活況を呈している。パリ五輪代表争いについて、高山が「ちょっとレベルが高すぎて、今のままでは厳しい」と語るほどだ。
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