アステラス製薬の眼疾治療薬、投与2年継続でも効果
アステラスは目の病気の治療薬「アイザーヴェイ」の臨床試験で病気の進行速度を抑制する効果を確認したアステラス製薬は19日、目の疾患治療薬「アイザーヴェイ」の臨床試験(治験)で、視力低下を引き起こす加齢黄斑変性向けに良好な結果が得られたと発表した。これまでは月1回の投与を1年間続けた場合に病気の進行を抑える効果を確認していたが、新たに2年続けた場合にも同様の効果があることが分かった。主に高齢者にみられ、目の細胞の機能が中心部から衰える地図状委縮を伴う加齢黄斑変性が対象だ。アイザーヴェイは目に注射して使う薬で、7月に子会社化した米アイベリック・バイオが開発した。8月に米食品医薬品局(FDA)から承認を得ており、欧州向けでは規制当局が審査中だ。治験結果の2024年3月期連結業績への影響は精査中としている。
アステラス製薬は19日、目の疾患治療薬「アイザーヴェイ」の臨床試験(治験)で、視力低下を引き起こす加齢黄斑変性向けに良好な結果が得られたと発表した。これまでは月1回の投与を1年間続けた場合に病気の進行を抑える効果を確認していたが、新たに2年続けた場合にも同様の効果があることが分かった。
主に高齢者にみられ、目の細胞の機能が中心部から衰える地図状委縮を伴う加齢黄斑変性が対象だ。アイザーヴェイは目に注射して使う薬で、7月に子会社化した米アイベリック・バイオが開発した。8月に米食品医薬品局(FDA)から承認を得ており、欧州向けでは規制当局が審査中だ。
治験結果の2024年3月期連結業績への影響は精査中としている。
What's Your Reaction?