セブン&アイなど12社、使用済みプラ容器の回収実験

12月6日までの期間限定で実験する（14日、横浜市）セブン&アイ・ホールディングスなど12社は14日までに、使用済みプラスチック容器の回収実験を始めた。洗った菓子袋や調味料のボトルなどを専用箱で回収し、元のプラスチック原料に戻すことを目指す。横浜市内のスーパーで3カ月間行い、回収量を把握する。セブン&アイやカルビー、サントリーホールディングスなど実験に参加する12社が出資し、使用済みプラスチックの再資源化に取り組むアールプラスジャパン（東京・港）が事業主体となる。イトーヨーカドー横浜別所店内に専用の回収箱を置き、12月6日まで実験する。対象はポテトチップスなどの菓子袋のほか、ドレッシングなどの調味料のボトル、納豆や弁当の容器など。メーカーは問わない。アールプラスは食品や飲料、化学などの会社が共同出資して20年に設立した。米バイオ化学企業のアネロテックと共同で、使用済みプラスチック容器を原料に戻して再利用する最新技術を開発している。横井恒彦社長は14日の説明会で、「経済合理性が成り立つかを検証していきたい」と話した。イトーヨーカ堂の小山遊子・サステナビリティ推進部総括マネジャーは「地域の拠点として環境活動の入り口の役割を担う」と説明した。回収箱を置く店舗や回収する品目を増やすかどうかを検討する。今回の実験で回収したプラスチック容器はアンモニアや水素などに変換処理する。

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速報 Sep 14, 2023 Add to Reading List

セブン&アイ・ホールディングスなど12社は14日までに、使用済みプラスチック容器の回収実験を始めた。洗った菓子袋や調味料のボトルなどを専用箱で回収し、元のプラスチック原料に戻すことを目指す。横浜市内のスーパーで3カ月間行い、回収量を把握する。

セブン&アイやカルビー、サントリーホールディングスなど実験に参加する12社が出資し、使用済みプラスチックの再資源化に取り組むアールプラスジャパン（東京・港）が事業主体となる。イトーヨーカドー横浜別所店内に専用の回収箱を置き、12月6日まで実験する。

対象はポテトチップスなどの菓子袋のほか、ドレッシングなどの調味料のボトル、納豆や弁当の容器など。メーカーは問わない。

アールプラスは食品や飲料、化学などの会社が共同出資して20年に設立した。米バイオ化学企業のアネロテックと共同で、使用済みプラスチック容器を原料に戻して再利用する最新技術を開発している。横井恒彦社長は14日の説明会で、「経済合理性が成り立つかを検証していきたい」と話した。

イトーヨーカ堂の小山遊子・サステナビリティ推進部総括マネジャーは「地域の拠点として環境活動の入り口の役割を担う」と説明した。回収箱を置く店舗や回収する品目を増やすかどうかを検討する。今回の実験で回収したプラスチック容器はアンモニアや水素などに変換処理する。

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