三菱造船など、ハイブリッド船にデジタル運航技術
三菱重工業子会社の三菱造船（横浜市）など3社は10日までに、蓄電池と発電機のハイブリッド船にデジタル運航支援システムを搭載した内航船が完成したと発表した。船のデジタルトランスフォーメーション（DX）を進め、二酸化炭素（CO2）排出を減らす。システムは運航会社に販売する計画だ。完成したのはバイオマス燃料の運搬船「あすか」で総トン数は499トン。建造した本田重工業（東京・千代田）から旭タンカー（東京・千代田）に引き渡された。大容量蓄電池と重油を使う発電機のハイブリッドで推進モーターを回す。CO2排出や騒音・振動を減らせる。三菱造船が開発したデジタル技術による運航支援システム「ナビコ」を搭載した。同システムはタブレット端末を使い、船の位置を把握する機能などを持つ。船の電動化などを進めるe5ラボ（東京・千代田）が設立したマリンドウズ（東京・中央）が今後、運航会社に販売する。船の燃料は従来重油や液化天然ガス（LNG）が多かったが、脱炭素対応のためにハイブリッド船も実用化されている。
三菱重工業子会社の三菱造船（横浜市）など3社は10日までに、蓄電池と発電機のハイブリッド船にデジタル運航支援システムを搭載した内航船が完成したと発表した。船のデジタルトランスフォーメーション（DX）を進め、二酸化炭素（CO2）排出を減らす。システムは運航会社に販売する計画だ。
完成したのはバイオマス燃料の運搬船「あすか」で総トン数は499トン。建造した本田重工業（東京・千代田）から旭タンカー（東京・千代田）に引き渡された。大容量蓄電池と重油を使う発電機のハイブリッドで推進モーターを回す。CO2排出や騒音・振動を減らせる。
三菱造船が開発したデジタル技術による運航支援システム「ナビコ」を搭載した。同システムはタブレット端末を使い、船の位置を把握する機能などを持つ。船の電動化などを進めるe5ラボ（東京・千代田）が設立したマリンドウズ（東京・中央）が今後、運航会社に販売する。
船の燃料は従来重油や液化天然ガス（LNG）が多かったが、脱炭素対応のためにハイブリッド船も実用化されている。
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