小倉少子化相が「トー横」視察 犯罪被害防止へ意見交換
居場所のない若者らを支援する団体の代表者らと意見交換する小倉少子化相（中央、3日午後、東京都新宿区）=共同小倉将信少子化相は3日、東京・歌舞伎町の「トー横」と呼ばれる一角を視察した。若者の非行や犯罪被害の防止に向け、居場所のない若者らを支援する団体の代表者らと意見交換した。視察後の取材に「子どもや若者が安心して過ごせる居場所を確保するための施策を考えたい」と述べた。現場の視察に先立ち、さまざまな悩み相談を受け付ける公益社団法人「日本駆け込み寺」や、水商売に従事する女性らを支援するNPO法人「レスキュー・ハブ」の代表らと意見を交わした。参加者の女性（17）がトー横に来る理由を「家庭環境が悪く、友達が欲しかった。同じ悩みを抱える子も多く話を聞いてもらえる」と説明すると、小倉氏はうなずいていた。団体担当者の説明を受けながら路上を歩き、若者が集まっている様子などを見て回った。小倉氏は取材に「繁華街に集まる若者の事情はそれぞれで、きめ細かく把握する必要がある」と話し、今月中にも支援団体などに対し、どのような支援や相談の事案があったのかを聞く実態調査をする考えを示した。〔共同〕
小倉将信少子化相は3日、東京・歌舞伎町の「トー横」と呼ばれる一角を視察した。若者の非行や犯罪被害の防止に向け、居場所のない若者らを支援する団体の代表者らと意見交換した。
視察後の取材に「子どもや若者が安心して過ごせる居場所を確保するための施策を考えたい」と述べた。
現場の視察に先立ち、さまざまな悩み相談を受け付ける公益社団法人「日本駆け込み寺」や、水商売に従事する女性らを支援するNPO法人「レスキュー・ハブ」の代表らと意見を交わした。
参加者の女性（17）がトー横に来る理由を「家庭環境が悪く、友達が欲しかった。同じ悩みを抱える子も多く話を聞いてもらえる」と説明すると、小倉氏はうなずいていた。
団体担当者の説明を受けながら路上を歩き、若者が集まっている様子などを見て回った。小倉氏は取材に「繁華街に集まる若者の事情はそれぞれで、きめ細かく把握する必要がある」と話し、今月中にも支援団体などに対し、どのような支援や相談の事案があったのかを聞く実態調査をする考えを示した。
〔共同〕
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