「盛岡さんさ踊り」に歓声 NYでPR、わんこそばも

「ミスさんさ踊り」(手前)に踊りを教わる来場者ら(26日、ニューヨーク)=共同【ニューヨーク=共同】ニューヨーク市南部ブルックリンの商業施設「ジャパンビレッジ」で26日、米紙ニューヨーク・タイムズが盛岡市を特集したことを契機として、市の知名度を上げるPRイベントが開かれた。「盛岡さんさ踊り」が披露されたほか、来場者がわんこそば大会に出場し、会場から歓声が上がった。盛岡市は同紙の1月の特集「2023年に行くべき52カ所」で2カ所目に取り上げられ、ジャパンビレッジで日本文化を紹介する夏祭りに特別参加した。「ミスさんさ踊り」の女性2人が横笛と太鼓のリズムに合わせ「サッコラチョイワヤッセ」のかけ声とともに軽快に踊ると大きな拍手が起こった。来場者も踊り方を教わり、コンテストを開催した。ぎこちなさがありつつも終始笑顔で踊った大学生、オルワ・ペルミさん(22)が優勝し、日本への往復航空券と盛岡市までの新幹線チケットを贈られた。「素晴らしい体験だった」と振り返り、盛岡市を知らなかったが、地元の人々と交流するのが楽しみだと語った。わんこそば大会では箸を使わずにおわんから口に流し込むつわものも。1分間に30杯を平らげた男性が優勝した。24杯だった土木技師、ヤニル・ロサリオさん(34)は「こんな食べ方をしたことがなかったので緊張した。また挑戦したいけど量はもっと少なくていい」と笑った。市交流推進部の横田信之次長は「さんさ踊りなどが盛り上がり、注目してもらえるツールだと再認識した。東京や京都とは違う地方都市の魅力を感じて実際に足を運んでほしい」と話した。

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「盛岡さんさ踊り」に歓声 NYでPR、わんこそばも

【ニューヨーク=共同】ニューヨーク市南部ブルックリンの商業施設「ジャパンビレッジ」で26日、米紙ニューヨーク・タイムズが盛岡市を特集したことを契機として、市の知名度を上げるPRイベントが開かれた。「盛岡さんさ踊り」が披露されたほか、来場者がわんこそば大会に出場し、会場から歓声が上がった。

盛岡市は同紙の1月の特集「2023年に行くべき52カ所」で2カ所目に取り上げられ、ジャパンビレッジで日本文化を紹介する夏祭りに特別参加した。

「ミスさんさ踊り」の女性2人が横笛と太鼓のリズムに合わせ「サッコラチョイワヤッセ」のかけ声とともに軽快に踊ると大きな拍手が起こった。来場者も踊り方を教わり、コンテストを開催した。

ぎこちなさがありつつも終始笑顔で踊った大学生、オルワ・ペルミさん(22)が優勝し、日本への往復航空券と盛岡市までの新幹線チケットを贈られた。「素晴らしい体験だった」と振り返り、盛岡市を知らなかったが、地元の人々と交流するのが楽しみだと語った。

わんこそば大会では箸を使わずにおわんから口に流し込むつわものも。1分間に30杯を平らげた男性が優勝した。24杯だった土木技師、ヤニル・ロサリオさん(34)は「こんな食べ方をしたことがなかったので緊張した。また挑戦したいけど量はもっと少なくていい」と笑った。

市交流推進部の横田信之次長は「さんさ踊りなどが盛り上がり、注目してもらえるツールだと再認識した。東京や京都とは違う地方都市の魅力を感じて実際に足を運んでほしい」と話した。

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