[経済] 東京都区部の消費者物価、7月は前年より3・0%上昇…食料など高止まり

 総務省が28日発表した7月の東京都区部の消費者物価指数(2020年=100、中旬速報値)は、値動きの大きい生鮮食品を除く総合が105・1で、前年同月に比べ3・0%上昇した。上昇は23か月連続。燃料価格の下落で電気代の下落幅は拡大したが、食料は約47年ぶりの水準となるなど、物価高が家計を圧迫する状況が続いている。 上昇率は2か月ぶりに縮小し、6月の3・2%から0・2ポイント減った。電気代がマイナス16・7%となり、6月のマイナス10・9%から拡大した。総務省の試算では、政府の電気・ガス料金の負担軽減策がなければ4・0%だった。  生鮮食品を除く食料は9・0%で、1976年5月以来、47年2か月ぶりの水準となった。調理カレー(23・8%)、乾燥スープ(16・6%)、外食のハンバーガー(14・3%)などが目立った。トイレットペーパー(14・3%)、宿泊料(15・1%)なども上昇した。 一方、家計の実感に近い生鮮食品を含む総合指数の上昇率は3・2%で、6月と同じだった。総務省

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[経済] 東京都区部の消費者物価、7月は前年より3・0%上昇…食料など高止まり

 総務省が28日発表した7月の東京都区部の消費者物価指数(2020年=100、中旬速報値)は、値動きの大きい生鮮食品を除く総合が105・1で、前年同月に比べ3・0%上昇した。上昇は23か月連続。燃料価格の下落で電気代の下落幅は拡大したが、食料は約47年ぶりの水準となるなど、物価高が家計を圧迫する状況が続いている。

 上昇率は2か月ぶりに縮小し、6月の3・2%から0・2ポイント減った。電気代がマイナス16・7%となり、6月のマイナス10・9%から拡大した。総務省の試算では、政府の電気・ガス料金の負担軽減策がなければ4・0%だった。

 生鮮食品を除く食料は9・0%で、1976年5月以来、47年2か月ぶりの水準となった。調理カレー(23・8%)、乾燥スープ(16・6%)、外食のハンバーガー(14・3%)などが目立った。トイレットペーパー(14・3%)、宿泊料(15・1%)なども上昇した。

 一方、家計の実感に近い生鮮食品を含む総合指数の上昇率は3・2%で、6月と同じだった。

総務省
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