[経済] 「自動車メーカーは記録的利益を上げたが、公平に分配されていない」…米大統領が労組に理解
【ワシントン=田中宏幸】米国のバイデン大統領は15日の演説で、全米自動車労働組合(UAW)のストライキについて「労働者には、企業に貢献した分、利益の公正な分配を受ける資格がある」と述べ、企業側に労使交渉で譲歩するよう訴えた。演説するバイデン大統領(15日)=AP UAWは、ゼネラル・モーターズ(GM)など米自動車大手3社(ビッグスリー)に対し4年間で40%の賃上げなどを求め、15日からストライキに入った。 バイデン氏は「自動車メーカーは記録的な利益を上げてきたが、労働者に公平に分配されていない」と指摘し、スト権の行使に理解を示した。企業側の回答について「もっと踏み込むべきだ」と強調した。 一方、「誰もストライキを望んでいない」とも述べ、「両当事者が交渉のテーブルに戻り、ウィンウィンの合意を結ぶことが私の望みだ」と呼びかけた。
【ワシントン=田中宏幸】米国のバイデン大統領は15日の演説で、全米自動車労働組合(UAW)のストライキについて「労働者には、企業に貢献した分、利益の公正な分配を受ける資格がある」と述べ、企業側に労使交渉で譲歩するよう訴えた。
UAWは、ゼネラル・モーターズ(GM)など米自動車大手3社(ビッグスリー)に対し4年間で40%の賃上げなどを求め、15日からストライキに入った。
バイデン氏は「自動車メーカーは記録的な利益を上げてきたが、労働者に公平に分配されていない」と指摘し、スト権の行使に理解を示した。企業側の回答について「もっと踏み込むべきだ」と強調した。
一方、「誰もストライキを望んでいない」とも述べ、「両当事者が交渉のテーブルに戻り、ウィンウィンの合意を結ぶことが私の望みだ」と呼びかけた。
What's Your Reaction?