[経済] 袖ケ浦のＬＮＧ火力発電新設、東京ガス単独で…改造すれば水素だけでも発電
東京ガスは２１日、千葉県袖ケ浦市で進めていた液化天然ガス（ＬＮＧ）火力発電所の建設計画を単独で進めると発表した。計１９５万キロ・ワットと同社最大規模で、２０２９年度の運転開始を目指す。千葉県袖ケ浦市のＬＮＧ基地（ＪＥＲＡ提供） 脱炭素に貢献するため、燃焼しても二酸化炭素（ＣＯ２）を排出しない水素を燃料に混ぜて発電できるガスタービンを採用する。改造すれば水素だけで発電することも可能だ。 東京ガスの石坂匡史電力事業部長は「これから世の中の老朽火力が減っていく中で必要になる」と話した。 袖ケ浦市では当初、東京ガスと九州電力、出光興産が石炭火力を新設する計画だった。出光が撤退し、東京ガスと九電が燃料をＬＮＧに切り替えて実現を目指していたが、九電も昨年撤退を決めた。
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東京ガスは２１日、千葉県袖ケ浦市で進めていた液化天然ガス（ＬＮＧ）火力発電所の建設計画を単独で進めると発表した。計１９５万キロ・ワットと同社最大規模で、２０２９年度の運転開始を目指す。
脱炭素に貢献するため、燃焼しても二酸化炭素（ＣＯ２）を排出しない水素を燃料に混ぜて発電できるガスタービンを採用する。改造すれば水素だけで発電することも可能だ。
東京ガスの石坂匡史電力事業部長は「これから世の中の老朽火力が減っていく中で必要になる」と話した。
袖ケ浦市では当初、東京ガスと九州電力、出光興産が石炭火力を新設する計画だった。出光が撤退し、東京ガスと九電が燃料をＬＮＧに切り替えて実現を目指していたが、九電も昨年撤退を決めた。
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